43回目の24時間テレビが終了しました。
今回は新型コロナウィルスの影響で開催が危ぶまれておりましたが、43年の歴史の中で初めて無観客、大々的な募金活動イベントにせずに、ネットや街頭募金箱の設置で人を集めない工夫をしながらの開催となりました。
毎度おなじみのチャリティマラソンも今回は開催せず。今年のマラソンは“募金ラン”と称してマラソン自体に募金をかけるもので、しかもその募金はランナー自身が走った分を寄付する。ん?なんかこれ疲れた上に募金強要って、おかしくない?
24時間テレビ、タレントにギャラ払って大きな会場で歌ったり踊ったり、障害を持つ人のチャレンジをピックアップして無理やり感動させるような番組作りはもうやめて欲しい派です。
ほとんど見ていませんでしたが、原点に立ち返るチャンスだったのに、結局バカ騒ぎに終始したようで…。
初日21時台のドラマと、もうなくなってしまった翌日AMのアニメ、夕方の笑点、それ以外は、全国の募金活動を中継したり、前年募金で集まった浄財がどのように使われているかを紹介するだけでよいのではないかと思います。
番組最後のテロップの一番最後に「本当の主役は(テレビの前の)あなたです」がよかったのにいつからなくなったんだろう。
1日で数億円の募金が集まるのはテレビの力に違いない。
であれば、観ている側にのみ募金を強いるのではなく、番組制作側もボランティアで臨んで欲しいと思うのは、いけないことなんだろうか…。