「昭和40年男」は毎回発売日を心待ちにして楽しく購読しております。兄弟誌「-50年男」は、要は10個下のお友達向けなので、興味はあったものの買っていませんでしたが、今回、お友達が編集協力しているということで初めて購入しました。
巻頭特集は「オレたちの宝物(ホビー)」。年に1度、お小遣いでは買えないおもちゃが手に入るクリスマスお正月は、臨時収入が期待できる時期でした。目を皿のようにして見ていたおもちゃ屋のチラシ、毎日通っていたプラモ屋で品定めをしていたプラモ、欲しい物がありすぎて、結局欲求不満は納まることはありませんでした。
まだテレビゲームのなかった頃、親戚や友達が集まってするのは決まってボードゲームでした。それも初期の頃で、”人生ゲーム”や”億万長者ゲーム”などのタカラのゲームが定番でした。その後80年代、90年代と多くのボードゲームが出ていたのは知っていたのですが、80年代には高校生になっていて、更にゲームセンター花盛り、個人で遊ぶGAME&WATCH、LSIゲームも出始め、ボードゲームでルーレットを回し、ちまちまと駒を動かすゲームはしなくなりました。個人的にボードゲームの面白さを再評価したのは10年ほど前。この特集に協力されているゲームサークルのメンバーとお知り合いになり会合に参加させていただいてからです。
特集にあるゲームもいくつか遊ばせてもらいました。キャラものと舐めてかかっていた「うる星やつら」のゲーム(本誌p17)は、無茶苦茶面白かったです。
ゲームもおもちゃもプラモも、まるで白亜紀末のアンモナイトのように、百花繚乱、玉石混交の時代。ある意味面白い時代でした。
大人になって自分で稼ぐようになり、当時欲しかったものを衝動的に買ってしまうのは、この頃の渇望がトラウマになっているから。
しかしながら、今は集まってゲームをすることができない。コロナ憎し、です。
そういう意味でも自分は罹らないようにしないといけない。
来年はボードゲーム楽しめるかな。また集まってわいわいとボードゲームやりたいなぁ。
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