正しい射は必ず中る。という意味。
たしかに正射は必中するけれども、正しくない射でも中ってしまう。これが弓道の難しいところ。
１０月頃から徐々に調子がよく、的中率も安定していたのですが、先月末位からどんどん悪くなり、今日は月例記録会だったんですけど最悪な状況で撃沈しました。
おかしなところは自分でも分かっていて、その悪癖を抜くために試行錯誤してるんですけど、なかなか直りません。
今年は試合も審査もなく、土日は自主練を続けていますが、土日の調子が悪いとその後の一週間はずっと「こうしたらよいのではないか」「ああしたらよいのではないか」と始終考えています。それを土曜日の練習で試してみて、初手はいい感じでできるのですが、しばらくするとまた矢どころが乱れてきます。
的中は気にしないで正射を気にするべき、と言われる方もおりますが、そもそも的中していない射は「正射」ではありません。なので、まずは的中を目指すべきではないかと個人的には思います。
飛び道具で、的に矢を中てる弓道で、「中らなくてもよい」というのはあり得ません。
百歩譲って正射でなくとも、どんな精神状態であっても常に同じ射形で矢を飛ばし的中をする方がよいと思います。いや、そういう状態が正射に近いのではないかと。
勿論、会の長さや肘の位置は大切だと思います。でも形に気を取られるのも、的に気を取られるのと同義ではないかと思います。
あーあ、また悩みの一週間が始まる。
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