去年、まさか1年後の誕生日に”緊急事態宣言”が発令されているなんて想像もしていませんでした。長く生きているといろんなことがあります。
生まれたのは1965年、戦争が終わって20年後。高度経済成長華やかなりし頃。今から20年前でも、もう21世紀になっています。
毎年のように、天災はあるものの、ほかの国と戦争を76年もしていない平和な時代。戒厳令のようなものが政府から発令される日がこようとは…。とはいえ時短や行動抑制というくらいで、街はほぼ平常通り、実際の戒厳令とは趣がずいぶん違いますね。
ダイヤモンドの原石を磨き、一粒のダイヤモンドを磨き出すのはダイヤモンドであるように、人を育てるのは人との交わりの中でしかない、と思っています。今回のウィルス騒ぎはその人と人との交わりを阻害します。もちろん直接会わなくたって交流はできる世の中になっています。でもやっぱり直接会う事の方がより成長には欠かせない。これも古い考えなんだろうか。
ここ数年、直接お祝いの言葉を頂くよりもSNSやメールで誕生日をお祝いするメッセージを多くいただくようになりました。これもまた”現代的”なのかもしれませんが、どのような手段にせよ、メッセージを頂けるのは大変うれしいです。facebookなどでは「今日は~さんの誕生日です、メッセージを送りましょう」なんて出てくるから、このメッセージが他の人のホームに流れているかと思うと、まるで自分が「私の誕生日だよ、メッセージ頂戴!」と催促しているみたいでちょっと気恥ずかしいですが…(^^;)。
年々身体の自由が利かなくなってきていて、持病的なものも手放せなくなってきました。これから老いはどんどん進行していくんでしょうけど、いつまでも若く、というよりも、外見は年相応でもいいので、とにかく健康でいたいと思います。「ピンピンコロリ」が理想です。
とはいえ、まだまだやりたいことはたくさんあります。令和になって始めたサックスもまだまだ吹き足りないし、弓道だって道半ば。読んでいない本、封を切っていないDVD/blu-ray、買ったプラモもまだ作れていない。行きたいと思っているところにも行けていない。そういうものを楽しむためにもまず健康。遊ぶためには死ぬまで働かないといけないし。コロナウィルスとか罹ってる場合じゃありません。
来年の誕生日は、「去年の今頃は大変だったね」と言える世の中になっていて欲しいです。
お付き合いいただいているすべての皆さんに感謝いたします。また1年、よろしくお願いいたします。