「戦線から遠退くと楽観主義が現実に取って代る。そして最高意志決定の場では、現実なるものはしばしば存在しない。」
1993年ですから、今から28年も前のアニメ映画「機動警察パトレイバー 2 the Movie」後藤隊長のセリフです。
通常国会が始まり、総理大臣の演説を聞いて真っ先に思い浮かんだのがこのセリフ。新型コロナウィルスが蔓延した”現実”はそこに存在していないかのよう。いまだにオリンピックとか言っていて、”楽観主義が現実に取って代”っています。対策らしい対策をしていないでどーやって「コロナに打ち勝つ」んでしょうねぇ。。
庶民のいうことにいちいち反応しているとお隣の国のようになるので、それは気にする必要はない。国家の最も大きな役割は「国民の生命財産を守る」事。その最前線にいるのが国民の代表としての付託されている政治家なのに、いったい何をやっているんでしょう。
野党はこの状況でも「桜を見る会」前日の懇親パーティを追求しようとしている。確かに問題ではあるけれど、それは今やることではない。どんだけ危機感がないんだろう?今は、そういうことで上げ足取ってる場合じゃない事がなんでわからないんだろう。そんな野党に師事が集まると思っているんだろうか。
感情のこもっていない、国民へのメッセージを”朗読”する総理大臣。まともな政治家はどこにいるんですかー。
東京は今日も余裕の1000人越え。陽性になっても入院はおろか宿泊施設にもはいれないで自宅待機。自宅待機中に容態が急変し死ぬ人も出てきた。
ほんと気をつけましょう。自分の身は自分で守るしかありません。