実家のあった(今もあるけど両親は他界し無人)栃木県小山市。
住んでいたのは、20歳までで、その後は東京で一人暮らし、今は結婚して神奈川に30年近く住んでいるので、生まれ育った街以上の時間を過ごしていることになります。
つい先日、小山駅近くにあったイトーヨーカドーが2月23日で閉店するというニュースがyahoo!で流れていました。
オープンは1980年。41年の歴史に幕、だったそうです。
私が子供の頃は、街に活気があって、駅近くには「長崎屋」、ちょっと離れたところに「キンカ堂」という大型商業施設がありました。小学校低学年の時に開店しましたが、「長崎屋」は1995年、「キンカ堂」は2008年に閉店していました。
長崎屋といえば、店内で流れるサンバードの歌。今でもそらで歌えますww
長崎屋の唄 1974年製作(オリジナル版)
駅から南に伸びる”三夜通り”には常に人が溢れて、映画といえば「銀星会館」。離れたところに松竹封切館でその後成人映画専門になった「昭和館」、洋画をやっていた「小山劇場」とかありましたが、あの頃の映画はみんな銀星会館で見ていました。といっても小さい頃なので「東映まんがまつり」や「東宝チャンピオンまつり」ですけど。最後に観たのは何だろう。小学6年生の時の「八甲田山」かなぁ。
じまん焼き(一般的には大判焼き?)屋さんがあって、焼きそばをイートインで食べれたりして映画を見た後食べましたねぇ。具が少ないので安かったのを憶えています。
小山といえば本屋さんは進駸堂ですが、小学校高学年の頃に伯林堂書店というのができて広いし本がいっぱいあってよく行きました。
イトーヨーカドーは駅近くのショッピングセンターとしては後発。ここの敷地はイトーヨーカドーができる前は、小山アイスパレスという、冬はスケートリンク、夏はスケートリンクのところがロッカールームとなったプールをやっていました。ここもよく行きましたっけ。
昔よく行っていたお店はほとんどなくなってます。銀星会館は”シネマロブレ”というシネコンになって残ってますが。
生まれ育った街を離れてはや36年。あの頃よりも人口は5万人くらい増えていますが、あの頃の活気はありません。何故なんでしょうねぇ。
36年も離れていたら、そりゃ変わるか。まだ街の体裁を保っているだけましなのかもしれません。
20年くらい前に街歩きをしたことがあります。
コロナ落ち着いたらもう一度小さい頃に遊んでいた街を歩いてみようかな。