日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「タイタニック」

NTV金曜ロードショーでやってました。地上波で「タイタニック」(1997・キャメロン版)やるのは久しぶり。3時間14分の作品なので、地上波での放送は基本前後編となる(04年フジテレビが一挙放送しています)。
 一番最初にソフト化された時のビデオ版は2巻組でした。さすがに場所取りすぎと思い買いませんでしたがDVD化された時に購入。その後もう一つのエンディング含む”アルティメイテドエディション"、blu-ray版を購入とソフトだけで3種持っているにも関わらず、今回のTV放映を見たら目が離せず結局最後まで見てしまいましたw 好きなんですよね、タイタニック

 タイタニック映画の白眉は1958年のイギリス映画「A Night to Remember(忘れえぬ夜)」(邦題:SOSタイタニック)ですが、DVDは既に絶版、なかなか見ることはできません。
 キャメロン版も好きなのですが、ジャックとローズの恋愛話の部分よりも、不沈と言われた豪華客船が何故、どのようにして沈んだかの方に興味があり、それを巨額な費用をかけ史実に忠実に美しい映像で映画化しているという点では、現時点で観られる最高のタイタニック映画だと思います。

 ベースとなる1912年4月のタイタニック号沈没事件は、世界的にも有名かつ詳細に調べられており、本来であれば、そこに創作の入る余地はないのですが、出向前の直前キャンセルや偽名を使った乗船等、記録として名前が判明していない人も多くおり、実は正確な乗客数は分かっていない。その為にジャックとローズの悲恋のような、創作の入り込む余地ができます。
 しかしながらこの事件をドラマ化する為には、有名な事故ゆえ調査が進んでおり、確定した正確な情報を無視しての創作ができません。事故後100年以上経過しているのに、タイタニックの事故はそれだけ耳目を集めるということで、周辺事項とはいえ調査に基づいた”正確なもの”にしないといけません。
 それが大変故に簡単に手を出せない事、キャメロン版は史実部分をかなり忠実に描いていることが、タイタニック映画として長年愛されている理由だと思います。

 来週の後編も見ちゃうんだろうなぁ。ソフト持ってるのになぁ。