日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「ツウィンカム野獣伝II」「III」


横溝美晶著・フタバノベルズ

進学校に通いながら、夜は公道レースを仕掛ける青海涼。暴走族のヘッドを高速から落として殺害の後、その暴走族のバックに行った裏のボスを屠る。
そして今度はその裏のボスの親、本物のやくざの組長に息子の敵と狙われ、涼の母親を凌辱の上息子と同様に生きたまま焼死させる。その復讐とばかりに、涼はやくざの組長を襲撃、本懐を果たす。

 本は、読みたいと思って手に取った時が、人生の読み時。内容がわからなくても、こころがそれを欲している時だと思っています。
 だから、この本を買った28年前に読んでいれば、もっと違った印象になったと思いますが、若い主人公のバイオレンスものは、今ではついていけなくなっていました。残念。
 勿論描写されている時代が古いというのもあります。携帯電話とか一切出てきません。
 
 不思議なのは、数年前に再読した平井和正ウルフガイ/アダルトウルフガイシリーズは、同じバイオレンスもので、時代は更に古い物なのにドキドキするほど面白かった。これは作者の力量の差なのか。

 いずれにせよ、哀しいかな、もうエログロバイオレンスは自分の趣味じゃなくなっています。
 
 今、夢枕獏の「魔獣狩り」読んだらどうかな。完結編買ってるけどこれも10年くらい寝かせているんですよね。