南正時著・天夢人/山と渓谷社
大塚康生・高畑勲・奥山玲子・柴山努・・・。ここら辺の名前を聞いて、を!っと思う人は読んで面白いかもしれません。
日本のアニメ創成期に活躍されたこれらの人々と共に、アニメの業界に魅せられて一時期一緒に過ごされた鉄道写真家である著者の回顧録です。
舞台は、ちょうど、NHKの朝ドラ「なつぞら」で描かれた時代からその後数年といったところ。
なんかみんな仕事も遊びも一生懸命で、大変だっただろうけど楽しそう。
本来仕事って、つらいけど楽しいものだったはず。
いつからつらいだけになったんだろう。
少なくとも自分は仕事が楽しいと思ったことはなく、あくまでも生きていく為、遊ぶ金欲しさ。
なんてことを感じましたよ。