1964年7月19日に漫画雑誌「週間少年キング」にて連載スタートとなりました。連載スタートにちなんで、7月19日は「サイボーグ009の日」として、日本記念日協会に登録されているそう。
1964年(昭和39年)7月ということは、私は65年1月の早生まれですので、同学年です。
最初に観たのは、白黒の最初のTVアニメ版。床屋さんにあったコミックも読んでいました。最初の映画版は、TVで観たと思いますが、当時の記憶はあまりありません。
その後、中学1年の頃にマイブームとなり、12巻まで出ていたサンデーコミックスを買い揃えてむさぼるように読んでいた頃2度目のアニメ化。最初の♪赤いマフラーではなく原作に即した赤い戦闘服に黄色いマフラー。
このアニメと前後して「月刊マンガ少年」で久しぶりの長編連載・海底ピラミッド編が始まります。そして、少年サンデーでタイアップ連載されたのもこの頃。
1998年に作者石ノ森章太郎はなくなりましたが、2021年現在も『チャンピオンRED』にてミュートスサイボーグ編の続編「サイボーグ009 BGOOPARTS DELETE 」が、岡崎つぐおさんが、同じ雑誌に「8マンVSサイボーグ009」が連載されています。
最初に触れてから実に40年以上のファンです。
作者も鬼籍に入っていますが、いまだに新作が作られ続けているというのもすごいことです。
アニメについても、昭和版以降、2001年-02年に3度目にTVシリーズ、神山健治監督によって大幅にキャラクター造形が変わった「009 RE:CYBORG」、弟子でもある永井豪の名作とのコラボ作品「サイボーグ009VSデビルマン」、フル3DCGアニメーション「CYBORG009 CALL OF JUSTICE」と手を変え品を変え映像化されています。
見た目は変わっても、009の新作が作られているのは幸せなことです。
以前は原作至上主義的なところもありましたが、最近は、語り継ぎ新しい作品として世に出続けること、見た目は変わっても原作をリスペクトしている作品になっていれば楽しんじゃおうという気持ちです。
これからも新しいファンを作り続けていってほしいと、「サイボーグ009の日」にオールドファンは思うのであります。。