日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「イグアナの娘」

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1996年NTV系で放送された連続ドラマ(全11回)
tvkで今月頭から突然再放送されて偶然1話を見たら最後まで見ちゃいました。月曜から木曜まで毎日やっていたので2週間と1日で終わり。今週月曜で最終回でした。

もう25年も前のドラマなのでちょっと古い感じはありますけど、いや―面白かった。本放送の時も見ていたのですが、細かいところ忘れてました。さらに最終回はおそらく見逃していたような…。

 お話は、娘がイグアナに見えてしまい、どうしても愛することができない母(川島なお美)と、母から愛されないことに悩み自らの容姿がイグアナに見えてしまう娘(菅野美穂)の物語。
 毎回川島なお美菅野美穂につらく当たるんだけど、菅野美穂は耐えるのね。これが健気で涙を誘います。

 あと、菅野美穂の妹が榎本加奈子なんだけど、これが超絶可愛い。性格的には難ありな感じですが、見た目だけで言えば90年代美少女トップ5に入ると思います。菅野美穂も十分可愛いのだけど、榎本加奈子の前では霞んでしまいます。

 菅野美穂の友達で元気で明るい女の子を佐藤仁美がやっているんですが、まさか30年後に飲んだくれであけっぴろげな女優枠になるとは…。しかも佐藤仁美ってホリプロスカウトキャラバングランプリだって…。

 菅野美穂がたびたび言う「私、イグアナなの」って言葉が印象的で、かんちゃんてちょっと爬虫類顔だからイグアナかもなーって思えてきます。
 
 
 どうしてもうまくいかない親子関係というのはあると思います。
 正直、私も親には育ててもらった感謝はあるものの、性格的な面や生活スタイル的にはどうしても受け入れがたいものがありました。なので、一人暮らしを始めてやっと羽根を伸ばすことができた。
 過去の当blogでもよく触れていますけど、私の母親は自分の価値観がすべてで、私の意見どころか周りの意見に一切耳を貸さない人でした。子供である私はもちろん、他人にまで自分の価値観を押し付けるのがたまらなかった。よくみんな付き合ってるよなぁと思ってました。
 小さい頃も観たいと思ったテレビ、映画はほとんど見せてもらえなかった。特にゴールデンタイムのチャンネル権はなかった。親も好きなドラマとかは一緒に見れたので、日テレ石立鉄男シリーズやTBSのホームドラマはよく見ていました。剣道や柔道や、やりたかった習い事は一切させてもらえなかった。おもちゃだってほとんど買ってもらえなかった。当時親はよく「自分が稼げるようになったらやればよい」と言ってました。この頃のフラストレーションが、今の物欲に繋がっているのは間違いない。昔欲しかったレコードとかCDになってるのを見つけるとすぐポチっちゃうww

 子供はいつか親から巣立つもの。そういう意味では、居心地の悪い親でいるというのはよい事なのかも…と逆説的に考えることもあります。

 一方で、親は、子供にとって最後の拠り所でもあります。
 子供が生まれたら子供の巣立つ準備を始めて、巣立ってからはいつ頼られてもよいような状態を常にキープしておく。これが親の役目だと思います。

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