娘が出ていき、もうすぐ2ヶ月。夫婦2人きりの生活も慣れてきました。
娘は、いたところで、ずっと部屋に閉じこもっているだけだったので、さほど生活は変っていませんが、やっぱりいなくなると寂しいものです。
10年くらい前は、長男と娘とカミさんと私の4人。30年前はカミさんと2人、翌年から長男と3人、その4年後から4人の生活。
家族って、いずれバラバラになるものなんですけど、一緒に生活してる時はそんなことも考えない。
子供が小さい時は、たまにうるさいなぁとか思っていましたけど、そんな家の中の喧騒も今となっては懐かしい。
カミさんはマンドリン、私は弓道とサックス。
お互いに趣味を持っているものの、同じ趣味じゃないからそれぞれの領分には、口を出さない。
カミさんは、小さい頃ピアノをやっていて、高校時代のマンドリンを数年前から再開。私は音楽は全くダメで、楽譜が読めないものだから、カミさんに教えてもらうことがしばしば。音楽の趣味はカミさんは専らクラッシックですが、私は一般教養程度。あとはサザンと平井堅。両方ともファンクラブに入り、ライブにも足しげく通ってる。私は、サザンは聞くけど、カミさんほどではなく、平井堅も有名な曲くらい。
弓道は、カミさんは全くわからない。
映画はお互いに好きだけど、ジャンルが違うので基本は一人で。本を読むのもお互い好きだけど、私が雑読なんで、カミさんから本を借りることはあるものの、お互いの領分は侵さない。2人分の本が溜まるという弊害あり…。
この、ゆったり程度のつながりがまた楽だったりします。
子供たちがいなくなり、お互いに趣味の時間を大切にしていて、勿論、趣味で遊ぶ為にはお仕事をせねばならず、平日は朝と夜しか一緒にいないっていうのもいいのかもしれません。
でもま、カミさんには食事の用意や、洗濯とかをしてもらっており、そこは感謝。
夫婦だけの生活もそんな感じでゆるゆると。
子は鎹(かすがい)といいますが、子供がいなくなっても充分楽しくやっていけている。
このままゆったりと気負わず、波風立たない生活がつづくとよいなぁ。
明日からまた仕事。
頑張ります。