日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

欲はなく。

宮沢賢治の有名な詩「雨ニモマケズ」。私の生き方の指標です。

生きていると、うまくいかないことがたくさんありますが、「慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている」ようにすることって大切だと思うのです。
激しい感情や欲は、物事を進めるための原動力になると思いますが、それも程度次第で、激しすぎたり、強すぎたりする欲望は、敵を生んでしまいます。

穏やかに生きる事を旨としていきているので、欲は私にとっては邪魔なものです。

とはいえ、様々な欲を手放せていないのも事実で、それは賢治もそうだったから、こうやって手帳に書き記していたのではないかと思うのです。

身体も丈夫じゃない。
ちょっとしたことで怒りの感情がわいてくる。
助けてあげたいと思っても、行動に移せない。
そして何より評価を得たい。
賢治は生前創作活動での評価は得られませんでした。

私も評価とは程遠い人生だし、身体も寝込むほどじゃないけど万全とはいいがたい。
マイナスの感情もたくさん。
いろんな欲にまみれて生きています。
弓道もサックスも上手くなりたいし、沢山本を読みたいし、映画も観たい。金額を気にせず買い物がしたい。何よりもっとたくさん時間が欲しい。頭良くなりたいと今でも思うし、やっぱかっこよくなりたい。身体のことを気にしないでいいくらいに健康でいたい。などなど。


だからこそ、この詩を座右の銘にして、
”いつも静かに笑っている”生活を目指しているのですが、なかなか難しいですねぇ。。


雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず

野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしは
なりたい

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