先日の衆議院選挙。
私の選挙区で当選したのは、同い年の人。2003年初当選以来今回7選をしました。
初当選以来ずっと野党(一時無所属)ですが、政治的主張はどちらかというと保守寄りで、初当選以来ずっと彼に託しています。
開票が遅くて、当確が出たのは月曜朝。昨日は選挙明けで疲れていると思うのですが、それでも駅頭に立って当選のお礼を述べていました。
じっくり立ち止まってお話を聞いたことはありませんし、チラシもほとんど手に取ったことはなく、ましてや声をかけたこともないのですが、何より、雨の日も風の日も駅頭に立ち、通勤通学の私たちに声をかけてくださる姿勢がとても好感が持てます。選挙の時だけ出てくる対立候補とは大違い。当然小選挙区で勝ったことは一度もなく、毎回比例復活。いいように政党政治に巻き込まれている感じ。代議士になればいいってもんじゃありません。
今回比例当選した某政治家は、TVの選挙特番で自らの進退について問われ、「TVカメラに言う事ではなく、まずは総裁にお伝えすべきこと」と答えました。「TVの前には国民がいるんですけど」といった有働さん、その通りです。てか、某政治家は、国民を観ていないで党内を見てることがよーーくわかりました。小選挙区で巻けるのは当然。こういう人を国会に送ってはいけない。
国会議員は、国民の代表です。
小選挙区になって、少なくともその地域で一番支持された人が国会に送られるというのはある意味正しいと思います。得票数が拮抗していたりした時に落選した人は気の毒だけど、そういう人こそ比例復活すべきで、最初から名簿順位で比例復活をさせるのはいかがなもんでしょうか。
政治家に立候補する人は、私的にはすごいな―って思います。
そんな話をカミさんとしていたら、カミさんも同じで「そーだよねー、私クラス委員にも立候補したことないし、なりたくもなかったもん」と。私も同じです。
政治に興味がない人も多いと思います。どうせ私の一票なんか何千何万の票の中では埋もれてしまう。確かにそうかもしれない。でもその一票が、当落を分ける事だってあります。
一票で世の中を変えることはできないかもしれないけど、少なくとも自分の想いを託すことのできる人、自分が考えるいい世の中を国会に反映してくれそうな人を選ぶ選挙は、やっぱり大切だと思うのです。
政治なんて嫌いって言わずに、次の選挙は行きましょうね!