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愛読書は?

採用面接のNG質問「愛読書は?」急増、不適切な質問を調べている県教委「個人の自由だ」
 「愛読書は?」。企業の採用選考の面接では、能力や適性に関係がない質問だとして「NG」とされるが、滋賀県教育委員会の高校生対象の独自調査で、愛読書を尋ねた事例が昨年度は前年度の3倍近くに増えたことがわかった。コロナ禍の「巣ごもり」で本を読む機会が増え、趣味を「読書」と答える生徒が増加したことが背景にあるとみられる。高校生の就職活動が続く中、厚生労働省は企業側に注意を促している。■ 採用側が能力や適性に関係ない事柄を質問することは就職差別につながる恐れがある。厚生労働省はホームページで、両親の仕事などの「家族」、愛読書や尊敬する人物などの「思想信条」に関することを不適切な質問として例示し、尋ねないよう呼びかけている。■ 県教委は「就職差別を防ぎたい」として、高校生が採用活動で受けた質問を学校側が聞き取り、不適切な質問を毎年調べている。■ 県教委によると、2016~19年度の不適切な質問数は30件台から40件台前半で推移し、身元調査につながるものが目立っていた。昨年度は37件で件数自体はあまり変わらなかったが、愛読書に関する質問が20件と過半数を占め、19年度(7件)の3倍近かった。■ 県教委は「趣味を『読書』とする回答が増え、採用側がつい愛読書を聞く傾向にあるのでは」と分析。「どんな本が好きかは個人の自由で、採用選考に持ち込むべきではない」とし、生徒には「答えなくて良いと聞いている」などと対応するよう指導しているという。(後略・11/14(日) 11:22配信・読売新聞オンライン)


 本を読むのは好きですが、「愛読書は?」と聞かれると、はて?と思ってしまう。気に入ってよく読んでいる本、好んで何度も読んでいる本ってこと?
 就職面接というと18歳とか22歳と考えると、愛読書といってもせいぜい数回読み直すくらいでしょう。
 聖書とか一節だけ読むのでも愛読書になるんだろーか。やっぱ物語とかになると、そうそう何回も読まないでしょう。
 本を好んで読むようになったのは、小学校6年生くらいからだからもう40年以上になります。なので、複数回読んでいる本はいくつかあります。「幻魔大戦」(角川版全20巻)も4回は通して読み直しています。  
 最近復刊された「産霊山秘録」なんて、出版社が変わるたびに買ってますので、ハヤカワハードカバー、角川文庫(全1巻と、上下分冊)、祥伝社文庫集英社文庫、ハルキ文庫、最低でも6回は読んでます。文庫版はそれぞれ2回ずつくらい読んでるから、10回以上読んでるかな。。
 「狼男だよ」(平井和正)も10回くらい読んでます。ウルフガイシリーズも通して5回は読んでいるんじゃないかな。
 じゃこれらを面接のときに愛読書として答えられるかっつーと、何とも微妙です。もしかしたら面接官の趣味とぴったりマッチしていいように転ぶ可能性もありますけど・・・。
 大体、本を仕事の一環みたいな読み方しかできない人はそもそも信用できません。「読書が趣味です」と言ってビジネス書とか啓蒙書を読んでいる人。それは読書好きじゃないでしょう。
 好きになった作品の著者を追いかけるようにして読む作家読み。その作品の周辺を確認する為に関連する作品を読むとか、同じジャンルを探して読むとか、読書が趣味の人は、そういう読み方をすると思います(自分がそうだから)。

 最近は趣味の欄で読書とは書かなくなりましたが、昔は無難なところで「宮沢賢治の作品、特に好きなのは『セロ弾きのゴーシュ』です」と答えてました。ま、確かに好きだし、賢治の作品では一番多く読んでる。

 だいたい、「愛読書は?」って質問をする人の愛読書を知りたいわ。最低でも10回以上読んでるやつね。
 面接で、自分が答えに窮する質問はすべきではないと思います。

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