「いだてん」は、再放送で完走しましたが、リアルタイムでは「新選組!」以来、久々に大河ドラマ完走しました。
今度新しい一万円の肖像になる渋沢栄一。埼玉出身で、いろんな会社を作った人程度の認識でしたが、若い頃のお話、倒幕→佐幕、明治維新後の活躍と、激動する社会の中で「日本をよくしたい」という一念で活躍をされていたというのがよくわかる大河でした。
吉沢亮君もすごく頑張っていました。
いかんせん晩年になっても全然老けないのはまぁご愛敬。青年から壮年時代が長かったドラマでしたから、これらの年代を溌剌と演じられていた点は良かった。
周りを固める役者さんも若い人、ベテラン総じて巧みで、徳川慶喜の草彅くんも新しい慶喜像を演じ切りました。
もともと個人的に青、藍色って好きな色で、栄一の実家が藍農家だったこともあり、画面の色も藍色で統一されていたのも見やすかった。前作の「麒麟がくる」も明智光秀は好きな武将なので数話みたのですが、色彩が強烈過ぎてちょっとダメでした。
大河ドラマで人気なのは幕末、戦国時代もので明治ものは受けないというお話がありますが、私結構好きかも。古くは「獅子の時代」とか「いだてん」も明治から昭和にかけての近代ものでした。