ウィル・スミスのアカデミー賞授賞式でプレゼンターのクリス・ロックを平手打ちしたこと。
奥さんを”公衆の面前で”侮辱されたというのが、彼の怒りに火をつけたわけですけど、わたし的には擁護派ですね。
クリスの冗談は本人や周りの人にとって冗談ではなかった。「手を上げた方が悪い」という人もいますが、では、手を挙げさせた方の責任はどうなん?
冗談だったら何を言ってもいいのか。人を傷つける言葉は、冗談ではく立派な”暴力”です。
勿論、後先考えずに手を上げたウィル・スミスは、莫迦だなと思う。彼くらいの影響力があれば、如何様にでも”反撃”はできる。
だいたい悪ふざけをする輩は、相手が本気で怒ると必ず「冗談だよ」という。「なに冗談を本気にしてんの?」と。
長いこと生きているとそういう目に合ったことは何度もある。
あまりにもデリカシーのないことを言っているって言う自覚がないから「冗談」で済まそうとする。
それこそ冗談ではない。
もっとも、自分がそういうことを気が付かずに行っている事がないとも言い切れない。
だから話をする時は言葉を選んで話すようにしていますが、世の中には、言葉を選ばない人がたくさんいます。
いちいち怒っても気分が悪くなるだけなので、そういう人とはなるべく距離を置くようにします。どうしても付き合わないといけないときは必要最低限の会話だけするようにしています。
君子、危うきに近寄らず。。
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