2021年の婚姻件数が戦後最少を更新するなど、「結婚離れ」が進んでいる。かつては男女とも9割超が1度は経験する人生の節目のイベントだったが、男性のほぼ4人に1人、女性の6人に1人が「生涯未婚」とされる時代を迎えている。(中略)国立社会保障・人口問題研究所によると、50歳までに一度も結婚しない人の割合を表した「生涯未婚率」は、1980年に男性が2・6%、女性が4・5%。それが2020年には男性がほぼ4人に1人の25・7%、女性が16・4%にまで上昇した。(後略)(読売新聞オンライン6/11(土) 5:00配信)
結婚して30年以上。
結婚してよかったかと問われると、「いろいろあるけど、まぁよかった」って感じですかね。
メリット・デメリットでいえば、例えば稼いだお金はすべて自分の思い通りに使えないとかはありますけど、生きていれば、家賃や光熱費、通信費に食費と、生きてく上で最低限の生活費はかかるので、結局すべて思い通りに使えるわけでもない。
時間的には一人の方が色々と自由でしょう。例えば、雨が降った日に駅まで車で送ってあげるとかもしなくてよい。
そういう、自分以外に人の為に使うお金や時間でも、カミさんや子どもの為っていうのは、ある意味”分身”みたいなものだから、さほど苦にはなりません。
何より、家に帰った時に人がいるとか、仮に私の方が先に帰っていたとしても、カミさんが帰ってくるという家。家を出た子供たちも何かあれば帰ってくる場所というのは、結構貴重。
「しないのではなくできない」という人もいますが、心のどこかでやっぱりしたくないんだと思います。
齢を取れば取るほど一人での生活に慣れてしまい、他人との生活はしにくいのは事実と思う。
私、26歳の時には結婚してしまっていたので、親元を離れて一人暮らしをしたのは6年しかなく、それはそれでよかったけど、その頃付き合っていたカミさんと一緒に暮らすのはすごく自然な感じで、メリット・デメリットなんて考えもしませんでした。
いろんな価値観があるので否定はしませんが、結婚もいいもんです。