日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「星空のむこうの国」(2021)

星空のむこうの国
2021年・小中和哉監督

昨日の夜中、「時をかける少女」の後続けて観ました。

1986年(昭和61年)監督商業デビュー作のセルフのセルフリメイク。
オリジナルは公開当時、池袋文芸坐ル・ピリエに観に行きました。ビデオとレーザーディスクが出ていましたが、同時貧乏学生でデッキを持っておらず、後年DVD化された時にそっこー購入。今は絶版でプレミアがついて2万〜の値段がついています。
2011年に小中監督とお逢いした時に「いつかリメイクしたい」と仰っていましたが、それから11年、ついに夢が叶ったということでとても感慨深く、昨年キネカ大森(舞台挨拶付の回)で拝見しました。

オリジナル版は、人生の中で一番多く見ている映画で、ほとんどDVDですけど恐らく100回は下りません。それくらい好きな映画です。
16mmで自主制作映画と同じ体制で製作されていて、俳優もほぼ全員が8mm時代の仲間たち。その中でデビューまもない有森也実ちゃんがこの映画で銀幕デビュー。その初々しさといったらひと目でファンになってしまいました。
今回の映画では、オリジナル版の理沙のお母さん役で再び出演。
同じくオリジナル版で森昭雄を公演された神田さんは、昭雄のお父さん役(写真のみ)。ちなみにオリジナル版の昭雄の親友尾崎役の関さんは、今回画面には出ていませんがプロデューサーとして名前を連ねています。

脚本は同じ小林弘利さん。当時コバルト文庫で出たノベライズも何度も読んでます♪

オリジナルとは若干異なりますが、21版も見れば見るほどよいです。
制作予算も前回に比べれば多く、オリジナル版の手作り感はあれはあれで好きですが、ラストシーンのシリウス流星群はむちゃくちゃ綺麗。
新しい理沙役の秋田汐梨ちゃん、昭雄役の鈴鹿央士くん、尾崎の佐藤友祐くんもよし。昭雄に憧れる後輩、愛弓ちゃんは、伊原六花ちゃん。「ダンス甲子園」優勝の大阪府立登美丘高等学校ダンス部キャプテンだった人。私はわからなかったけど、一緒に見ていたカミさんが気が付きました。

もちろん、世代的に今回の「星空ー」は自分の子供達よりも下の年代で、内容も、制作陣も年齢が近いオリジナル版により強い感情移入をしてしまうのですが、今回のリメイクでこの映画がより普遍的な力を持ったのではないかと思います。ストーリー展開については、オリジナル版よりも整理されていたし、昭雄の妹や愛弓、圭子が別の場所でシリウス流星群を観て祈るシーンは、凄く良かった。

更に欲をいうならば、次はアニメ化を期待します。こんなに素敵な物語は沢山の人に見て欲しいけど、今若い子に届けるなら、アニメが一番じゃないかな。
新海誠監督の「君の名は。」の中に「星空のむこうの国」の要素は絶対に入っていたと思っています。「君の名は。」が公開された時の第一印象は、”時をかける星空のむこうの転校生”でしたもん。

恐らく今回も何度も観ると思いアマゾンプライムで配信版を購入(2,500円くらい)しました。配信で映画を買ったのは初めてです。できれば、円盤で出て欲しかったけど、現状配信のみ。新録したサウンドトラック出ないですかねぇ。特装版でたら絶対買うんですけど。。
今なら鈴鹿くんや汐梨ちゃん、佐藤くんのファンがいるから特装版出しても買う人いると思いますが、旬がすぎると私みたいなオールドファンだけになるんで商売厳しいかと。。

観たことない人、オリジナル版を観た人、出演者のファンの人、とにかく観て!
アマプラレンタルなら500円位かな。

#星空のむこうの国 #鈴鹿央士 #秋田汐梨 #佐藤友祐 #伊原六花

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