日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「サンタクロースっているんでしょうか」

サンタクロースっているんでしょうか?


1897年9月21日、アメリカニューヨークのサン新聞(「The Sun」)に「Is there a Santa Claus?」と題された社説が掲載されました。以来毎年クリスマスになると、この社説を再掲されていました。偕成社から小型の絵本が出ていて、私も30年以上前に購入、いつもこの時期読むようにしています。
ヴァージニアちゃんという8歳の女の子がサン新聞に「サンタクロースはいるの?」と質問のお手紙を出し、それを論説委員のフランシス・ファーセラス・チャーチが紙面で答えています。

すでにパブリック・ドメインになっており、青空文庫で公開されておりますので転載します。
読んだことのない方おりましたら、是非読んでみてください。

☆☆

 本紙は、以下に掲載される投書に対してただちにお答え申し上げるとともに、このようにまっすぐな方が読者におられることを、心から嬉しく思います。

「こんにちは、しんぶんのおじさん。

 わたしは八さいのおんなのこです。じつは、ともだちがサンタクロースはいないというのです。パパは、わからないことがあったら、サンしんぶん、というので、ほんとうのことをおしえてください。サンタクロースはいるのですか?

      ヴァージニア・オハンロン」

 ヴァージニア、それは友だちの方がまちがっているよ。きっと、何でもうたがいたがる年ごろで、見たことがないと、信じられないんだね。自分のわかることだけが、ぜんぶだと思ってるんだろう。でもね、ヴァージニア、大人でも子どもでも、何もかもわかるわけじゃない。この広いうちゅうでは、にんげんって小さな小さなものなんだ。ぼくたちには、この世界のほんの少しのことしかわからないし、ほんとのことをぜんぶわかろうとするには、まだまだなんだ。

 じつはね、ヴァージニア、サンタクロースはいるんだ。愛とか思いやりとかいたわりとかがちゃんとあるように、サンタクロースもちゃんといるし、そういうものがあふれているおかげで、ひとのまいにちは、いやされたりうるおったりする。もしサンタクロースがいなかったら、ものすごくさみしい世の中になってしまう。ヴァージニアみたいな子がこの世にいなくなるくらい、ものすごくさみしいことなんだ。サンタクロースがいないってことは、子どものすなおな心も、つくりごとをたのしむ心も、ひとを好きって思う心も、みんなないってことになる。見たり聞いたりさわったりすることでしかたのしめなくなるし、世界をいつもあたたかくしてくれる子どもたちのかがやきも、きえてなくなってしまうだろう。

 サンタクロースがいないだなんていうのなら、ようせいもいないっていうんだろうね。だったら、パパにたのんで、クリスマスイブの日、えんとつというえんとつぜんぶを見はらせて、サンタクロースをまちぶせしてごらん。サンタクロースが入ってくるのが見られずにおわっても、なんにもかわらない。そもそもサンタクロースはひとの目に見えないものだし、それでサンタクロースがいないってことにもならない。ほんとのほんとうっていうのは、子どもにも大人にも、だれの目にも見えないものなんだよ。ようせいが原っぱであそんでいるところ、だれか見たひとっているかな? うん、いないよね、でもそれで、ないってきまるわけじゃない。世界でだれも見たことがない、見ることができないふしぎなことって、だれにもはっきりとはつかめないんだ。

 あのガラガラっておもちゃ、中をあければ、玉が音をならしてるってことがわかるよね。でも、目に見えない世界には、どんなに力があっても、どれだけたばになってかかっても、こじあけることのできないカーテンみたいなものがかかってるんだ。すなおな心とか、あれこれたくましくすること・したもの、それから、よりそう気もちや、だれかを好きになる心だけが、そのカーテンをあけることができて、そのむこうのすごくきれいですてきなものを、見たりえがいたりすることができる。うそじゃないかって? ヴァージニア、いつでもどこでも、これだけはほんとうのことなんだよ。

 サンタクロースはいない? いいや、今このときも、これからもずっといる。ヴァージニア、何ぜん年、いやあと十万年たっても、サンタクロースはいつまでも、子どもたちの心を、わくわくさせてくれると思うよ。

(ニューヨーク・サン紙社説(担当:フランシス・ファーセラス・チャーチ) The New York Sun (written by Francis Pharcellus Church 大久保ゆう訳)

青空文庫より転載(http://www.alz.jp/221b/aozora/there_is_a_santa_claus.html

☆☆

今年もコロナ禍の中のクリスマス。
コロナ前のクリスマスは街に人が溢れ、みんな楽しそうに1日を過ごしていました。今年は同じようにコロナ感染者激増中ではありますが、緊急事態宣言も蔓延防止等重点措置も発令されていなく、コロナとの付き合い方にも慣れたのと同時に、自粛生活に飽きた人たちは徐々に街に出てきています。
重症化しなければ、それはそれで良いことだと思います。コロナに感染した同僚や友人も殆どの人が無症状か風邪程度の症状で済んでいますから、もしかしたら弱毒化しているのかもしれません。
そんな巷間の状況の好転は喜ばしいことです。
今日くらいは、好きな人たちと楽しい時間を過ごすことをコロナも見逃してくれないかなぁ。サンタさん守ってくれないかなぁ。。

そんな私は、平常運転。午後はずっと弓道場で。前半2時間は先日の入門から新しく会員になられた人の指導。後半2時間は自分の練習。

2022年もあと一週間。
ボーナスも無事頂けたし、無事新しい年が迎えられるとよいな。

皆さんのもとにもサンタクロースさんが来ますように。
メリー・クリスマス。

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#サンタクロースっているんでしょうか?