知り合いの方のpiano duoコンサートに行ってきました。
以前から参加しているアニソンカラオケ（コロナ禍以降中止中）主催の奥様なのですが、元々東京芸大楽理科ご出身で、在学中に『宇宙海賊キャプテンハーロック』（TV版）の音楽に感銘を受け、学内発表会でピアノ２台での演奏をしたいとpiano duo用に編曲、作曲家の横山菁児先生に直接ご連絡したら家に招かれ快諾いただいたそう。
「こんなことでもないと芸大のホールに入れないからね」と学内発表会にも関わらず横山先生がいらっしゃって、一緒に東映動画の田宮プロデューサーもいらっしゃった。
発表会が目的だったのでこれで終わりと思ったら、後からコロンビアからお声がかかりレコードを出すことに。
そこでリリースしたのが「宇宙海賊キャプテンハーロック/銀河鉄道999:2台のピアノのための組曲」(1979年）というアルバムです↓
その後アルバムのプロモーションで「華麗なるピアノ・アニメーションコンサート」というタイトルで演奏会をやることに。第１部は組曲銀河鉄道９９９から、第２部はゲストコーナーで水木一郎さんがステージに上がりトークと歌を、第３部では交響組曲キャプテンハーロックを演奏。
その時の水木一郎さんとの掛け合い台本や当時のパンフレットなどが展示されていました。
今回は、第１部は「２台のピアノのための組曲」から４曲（楽章）を抜粋、第２部では、昨年１２月に逝去された水木一郎さんを偲びアニソンデビュー曲の「原子少年リュウが行く」から１５曲をテレビサイズで演奏、その後ピアノ曲で「野球狂の詩・北の狼南の虎」から「北の狼南の虎」「かあさんの灯」を。
そして第３部もテレビサイズで「Zのテーマ」から１３曲。
アンコールは「地獄のズバット」と先のコンサートでもアンコール曲として演奏した「宝島」を。「宝島」は水木一郎さんの曲ではありませんが、２人の思い出の曲とのこと。
約２時間半で３０曲以上。
アルバムリリースから４４年ぶりの生のステージ。友人関係だけ４０人強はちょっと贅沢な時間でした。
今回演奏された方はお世話になった友人の奥様で、その友人は11年前に急逝。すごく元気で親分肌で大好きな方でした。奥様の様子もすごく気になっていたので、今回このような形でお元気にされていることを知りちょっと安心できました。
コロナ禍で歌会も開催できていなかったので、久しぶりにお逢いできた方もおりよかったです。
とはいえ未だに東京は1000人超の陽性者。
以前のようにカラオケできるようになるのはいつになるのかなぁ…。
