ゴジラ好きなので観ました。
前作「ゴジラvsコング」(2021年)から3年後のお話。地上怪獣王はゴジラ、地下世界はコングが支配していた。
詳細は現在公開中なんで触れませんが、これまでのモンスターバースがそこそこ面白かったのでちょっと期待してたんです。
私なりの結論としては、うーーん、中途半端な感じとでもいいましょうか。
東宝の「キングコング対ゴジラ」はそれまでの第1作「ゴジラ」(1954)、怪獣との闘いを最初に描いた「ゴジラの逆襲」(1955)から、カラーになって東宝スコープ(シネスコサイズ)になって、北極海で目覚めたゴジラと戦わせるために南太平洋の孤島から運んでくるという、荒唐無稽ここに極まれりな映画で、これまでのシリアス路線からギャグ?路線に変わったのも愉快でした。
モンスターバースの「ゴジラvsコング」は舞台を世界に置き換えて、しかもシリアス路線で行くというこれまた面白い映画でした。
ところが今回は、正直言うと「猿の惑星」にゴジラを入れたような話で、確かに怪獣はCGでリアルな造形なので怖いのですが、いまいち乗り切れなかったのは、町中での戦いよりも地下世界=森の中での戦いが多かったせいか、はたまた人間パートがただの解説になっているところか。ゴジラも怖い造形のわりにかわいくて「お前は鍋ネコか!」と突っ込みを入れたくなる。
これ以上話すとネタバレになりそうなので止めます。
「シンゴジラ」「ゴジラ-1.0」、その他モンスターバースを気に入り期待していくと肩透かしに会いますので要注意です。
家に帰ってから本日からアマプラで配信されている「ゲゲゲの謎 鬼太郎誕生」の方が面白かったわ。
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