
監督:櫻木優平・脚本:櫻木優平、大知慶一郎
制作:スタジオ萌、レイルズ
1998年の映画版、2005年のTVドラマ版、勿論原作も好きで、今回のアニメ映画化、気になっていたので仕事帰りに観てきました。
もともと原作が1996年初版、映画版は1970年代を舞台にし、TVドラマ版も基本過去回想物語として1990年代を舞台としているのに対し、今回のアニメ版は現代ヲ舞台にしているという点が、ストーリーの流れやキャラクターにも大きな変化を与えている。
夕暮れの海でボートが水面を走る姿を見た悦ネェが、女子ボート部を創るこれまでの作品から一転、悦ネェがボートを見るのは一緒だけど女子ボート部を創るほどの熱量はない。ここら辺が”今風”なのでしょう。
可愛い”ヒメ”、原作とは異なり転校生の”リー”、お嬢様の”ダッコ”、ミーハーでお調子者の”いもっち”が”ダッコ”と対立する地元の名士の家のお嬢様だったりと、個性的だったキャラクターがみんなかわいくなっているのも時代か…。
上映時間95分では、様々なものがオミットされていて、5人の少女たちの葛藤を越えた友情とかも弱い感じ。
モーションキャプチャのCGアニメも違和感が最後までぬぐえなかった。
確かに原作は古いかもしれませんが、ここまで改変する必要があったのか疑問です。
1日1回しかかからず、それも10人未満の観客では興行的に厳しいんじゃないかな。更に見に来ていたお客さんはみんな私と同じくらいの人で、当然違和感を感じていたに違いありません。
名作は名作の意味がある。
制作側はそれを理解していないんじゃないかなと思ってしまいました。
ちょっと残念。
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