日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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【推しの子】

【推しの子】 コミック 1-16巻セット
原作:赤坂アカ、作画:横槍メンゴ
昨年末に完結。全16巻。
新しい巻が出る度に読み返してましたが、最終巻が出た時にちょっとだけ眼に入ってしまったラストに対する書き込みで、しばらく読めませんでした。
今年に入り、改めて第1巻から読み直し、今日最終巻を読みました。

最終巻出て1ヶ月経っていないので、ネタバレなしで…。

最初は「またかわいい女の子と男の子が出てくるお話しか…」と思って見てませんでした。
見ることにしたのは、YOASOBIの「アイドル」を聞いたのがきっかけでした。YOASOBIの曲作りは物語にインスパイアされたもので、それまでの楽曲も好きでした。
そして第1話。
90分と長尺で、通常話が30分なので3話分。原作第1巻の冒頭から結末までを一気に見せるやり方は物語に引き込むのに最高のスタートでした。
2025年1月現在、2期23話。アマプラはじめ各PPVで配信されています。
また、アマプラでは実写ドラマ版全8話も配信中、アニメとは異なり原作をそのままなぞる展開になっていないようです。映画は同キャストによる続編。まだ見ていないけど、どうしようかな。漫画、アニメが素晴らしいだけに、あの輝きを実在の人物が描けるとは到底思えません(なので、ドラマ版は2話までしか見ていません)。

さて最終巻。14巻から怒涛の回収展開に入り、最後どうなるか。1巻から読み直していたので、先読みをすることなく物語の中に吸い込まれました。
そしてクライマックス。
バスの中で読んでいたんですけど、嗚咽が止まらず涙も出てしまいました。夜のバスは暗いのでバレずに済んだと思います。

かつて平井和正は「ハッピーエンドは物語の死である」と言いました。
八方丸く収まる大団円などというのは現実にはあり得ず、物語が大きければ大きくなるほど、メインキャラクターの誰かがそれを背負うことで、物語を終わらせなければなりません。

転生して推しのアイドルの子として転生したアクアとルビー。その他のキャラクターも読み進めるうちに愛着を持って読んでました。
この歳になると、完全に親目線。全員幸せになって欲しいけど、もう物語がそれを許してくれませんでした。

この結末をどう思うか。
認められる人もそうじゃない人もいると思います。
でもみんな精一杯生きてた。

死んでなお輝くアイドル”アイ”。
令和の傑作と言っても過言ではない名作です。

転生もの?かわいい女の子、男の子がいっぱい出てくる漫画ってだけで敬遠していた私が莫迦でした。
お勧めです。
(アニメもよいけど完結するまで結構掛かると思う…。)