なぜ休職を繰り返してしまう人が多いのか-休職の繰り返しを防ぐための留意点とは
#エキスパートトピ5/28(水) 9:01配信 舟木彩乃・心理学者(筑波大ヒューマン・ケア科学博士)官公庁カウンセラー
うつ病や適応障害などにより休職を繰り返す人たちが少なくありません。職場復帰できても、体力・気力は80%程度しか戻らないと言われており、休職中の遅れや評価を取り戻そうという焦りから無理に元気さを装っているうちに、うつ状態に戻ってしまうこともあります。休職の原因となったストレッサー(例、上司や仕事内容など)がそのままの状態の部署に復職し、休職前と同じストレスに晒されてうつ病がぶり返すことも多いと言われます。休職の繰り返しを防ぐための組織対応の留意点についてです。
ココがポイント
組織は、「適応障害」と「うつ病(うつ状態)」の違いを明確に理解し、うつ病の診断が出ていても適応障害を疑う知識が必要です。出典:舟木彩乃 2025/5/12(月)
もしも、社員が「適応障害」になったら?-うつ病となにが違うのか #エキスパートトピ(舟木彩乃) - エキスパート - Yahoo!ニュース
通勤が必要な職場である場合、通勤が可能かどうかを確認します。出典:パソナの人材サービス・ITソリューション 2025/3/19(水)
復職面談の進め方と注意点は?面談目的や確認事項、円滑な復職に向けたコツも解説! | パソナの人材サービス・ITソリューション
労働者の業務遂行能力が(中略)完全に改善していないことも考慮した上で、職場の受け入れ制度や態勢と組み合わせながら判断する出典:厚生労働省ホームページ 2024/7/20(土)
https://www.mhlw.go.jp/content/000561013.pdf
エキスパートの補足・見解
社員が休職を繰り返さないようにするには、組織が適切に職場復帰可否の判断ができることが必要です。これは、個々のケースに照らし合わせて総合的に判断できるかどうかにかかっていて、業務遂行能力が完全に回復していないことも考慮し、職場の制度や受け入れ態勢と組み合わせながら判断しなければなりません。一般的な判断基準としては、労働者が十分な意欲を示していることや、決まった勤務日に就労が継続して可能であることなどが挙げられます。通勤が可能かどうかの確認も重要です。体力の低下に加え、メンタルヘルスの不調時に電車内でパニックを起こしてしまうなどのリスクについても確認します。
職場復帰では環境変化によるストレスを避けるため、元の職場への復帰が原則です。しかし、休職の原因が上司や仕事内容などとはっきりしている場合は、診断はうつ病(うつ状態)であっても適応障害の可能性があります。適応障害の主症状は“うつ状態”のため、誤診されることが少なくないのです。組織は、「適応障害」と「うつ病(うつ状態)」の違いを理解しておくことが必要です。適応障害では、環境変化のリスクを取っても配置転換をした方が良い場合があります。
復職して1年3ヶ月、まだ完治には程遠い状況で、特に行きの満員電車は結構きついのですが、とりあえず休まず仕事に行けてます。
仕事中も以前の状態を100とすると、60%くらいの能力発揮って感じ。
どちらかというと戦力外です。
それでも上司や同僚が私の病状を理解してくれて、過剰な負荷をかけないよう気を付けてくれたり、早く来て早く帰るのも許してくれたりと、とてもいい環境にしてくれている。
それに甘えてはいけないと思って、できる限り任された仕事をちゃんとするようにしています。
いい会社ではあるんですけど、それ以上に上司、同僚に恵まれていると思います。
決して病気じゃなくても根暗ですが、もうちょっと社交性はありました。
なんとかすこしづつでも前の状態に戻れるよう自分なりに頑張って行けると思います。
しばらくまだ迷惑かけてしまいますが、どうぞよろしくお願いいたします。
