江口寿史の「トレパク」騒動。「トレパク」とは、他人の絵や写真を「トレース(なぞり描き)」して盗む(パクる)という意味らしい。初めて知ったわ。
昔なら許されたことでも今は許されない。「〇〇ハラスメント」なんて言うのも、昔ならさほど問題にならなかった事が、今は何でも「〇〇ハラ」で糾弾されたら最後、職も奪われ、社会生活も営めなくなるほど”外野”が騒ぐ。
いや、昔でもダメだったことで、今は声を上げやすくなったという事なんでしょうけど。
江口寿史の描く女性の絵、好きなんですよね。
モデルがいるとかいないとか考えた事すらなかった。それくらい、”江口ワールド”が出来ていた。
今は素人であっても肖像権や元となった写真があれば写真の著作権などを要求してくる。
それも正しい事なんです。昔がユルかっただけ。
そういった時代の雰囲気が69歳の江口寿史にはわからなかったんでしょうね。アップグレードできていなかった。
だから今まで通り描いたらご本人様登場で事後許諾を取った。
話しはそれで終わらず、「これまでの江口寿史の絵も『トレパク』だったんじゃ…?」と考えたネット民は、あれよあれよという間に疑惑の検証を始めた。
焦ったのは江口寿史にイラストを依頼していた企業。どんどん掲載中止、採用中止となっている。
とりあえず、ホームページとかで全イラストを公開して今までの絵のモデルとなったと思われる人は名乗り出るようにする。
モデルと思われる人と話し、承諾を得るという方法を取ればよいと思います。
女性を描かせたら日本一にかわいく描ける江口寿史の才能をこのまま埋もれさせてはいけません。
だいたいさ、全然無関係のネット民は新しいネタとばかりに江口寿史をつぶすようなことはやめて欲しい。
自分もアップグレードできてるかな。大丈夫だと思うけど。。