日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「五十年目の俺たちの旅」


2026年 中村雅俊監督(初監督作品)・鎌田敏夫脚本

俺たちの旅」は、1975年から1年間、NTV日曜20時枠で放送された連続ドラマです。
更に10年毎に「俺たちの旅 十年目の再会」「俺たちの旅 二十年目の選択」「俺たちの旅 30年SP 三十年目の運命」(これのみ2003年なので正確には30年目ではない)と続編スペシャルが制作されました。

今回の映画は、その続編。全員70代になったカースケ(中村雅俊)、グズ六(秋野太作)、オメダ(田中健)。
カースケは、先代に譲られた町工場の社長、
グズ六は奥さんの紀子さんが経営する高齢者介護施設の”理事長”、
オメダは鳥取の市長を続けながら周りから次期県知事選に出馬を期待されているが、迷っている。
オメダの妹、真弓ちゃん(岡田奈々)は、行方不明。

そんな中、カースケに「洋子が生きている」という連絡が。

洋子と名乗る仲居がいて、身体を壊して、今は近くの空き家に一人で暮らしているという。
グズ六とともに洋子の元に向かうカースケ。
そこには、カースケの思い出の中にある洋子の服、学生時代の写真が飾られている。
しかし、そこにいたのは真弓だった。。

今回の映画は、俳優の年齢からいっても、恐らく最後の「俺たちの旅」でしょう。
75年のテレビシリーズは凄く好きで、大人(大学生)になったらこんな風に生きてみたいと思っていました。

「10年目ー」の時、自分は大学生でしたが自分の10年後という憧れはなく、「20年目ー」は既に結婚しており、「30年目ー」の時は2人の子供もいて、彼らとは全く異なる人生を歩んでおりました。

TVシリーズ俺たちの旅」は、カースケ、オメダの大学4年生から社会人1年目(グズ六は社会人3~4年目)を描いており、社会の常識を疑い、友情のみを信じて自由に生きていく姿はとても憧れました。しかし社会というのはそれほど単純なものではなく、生活があって、情だけでは語れない”しがらみ”もあって、続編ドラマの中でのカースケの逡巡は、ただ成長しない大人としか映りませんでした。

自分的には、ドラマシリーズの最終回でカースケは大人になって、洋子とともに生きていくことを選択して欲しかった。オメダもいつまでも悩み続けず、認めてくれる人を信じて大人になって欲しかった。でもそうはならなかった。グズ六は、まぁ、いい奥さんと夫唱婦随でいい人生だと思う。

カースケが洋子さんと結婚するも洋子さんは早逝してしまい、真弓ちゃんと再婚するというのもありです。


何故50年も青春を引きずるのか。それに巻き込まれた洋子と真弓ちゃんが2回も離婚し、洋子に至っては早逝してしまう人生は、すべてカースケが幼かったせい。大人の責任を避け続け、その日暮らしの生活を送る。カースケにとってはそれで幸せだったんでしょう。

でも好きだった物語だからこそ、登場人物にはみんな幸せになって欲しい。


どんな物語であっても「俺たちの旅」の最後を観たいという人にはよいですが、なんの思い入れもない人、若い人には無理でしょうし、「こんな最後は観たくなかった」と思いそうな人も観ない方が精神衛生上よいと思います。同じ回に観た人々は、若い人は一人もおらず、ほぼすべて私以上の年齢のようでした。

諸悪の根源はカースケです。
何故洋子を受け入れなかったのか。何故ちゃんと仕事に就かなかったのか。卒業後「何とかする会社」という会社を仲間で作り、そこを伸ばすのはグズ六の奥さんの紀子さん。

好きな女性と結婚し、子どもを作り家庭を守る。
そんな人生は確かにカースケには似合わないけど、洋子や真弓ちゃんを含めた仲間との交流を続けながら、カースケなりの生き方が出来たのではないかと思うと残念でならない。

あと蛇足ですが、B5版のパンフレットが2,000円なのは2度聞きしてしまいました。
いつもポップコーンや飲み物は買いませんのでその代わりパンフは買うようにしていたのですが。。

値上げの波はこんなところにも?にしても高いわー。

(予告編)

www.youtube.com


にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 映画ブログ 映画備忘録へ
にほんブログ村
にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ がんばるサラリーマンへ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村