日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「耳をすませば」


1995年・近藤喜文監督・スタジオジブリ

金曜ロードショーで何度もやっています。
今回も観るともなしに観てました。調べたら今回で13回目。今回は不明ですが、最高視聴率は2002年7月19日(金)の20.5%。毎回10%越えの安定した視聴率です。

ジブリで初めて宮﨑駿、高畑勲以外が監督した作品ですが、近藤喜文監督は、3年後の1998年、47歳で急逝されました。
近藤監督が存命であれば、ジブリも変わっていたでしょう。残念過ぎる早逝です。


さて私は、公開当時30歳子持ちで、既に中学生の色恋の話を楽しめる年齢ではなかった為、「耳を澄ませば」は劇場では観ていません。

うちのカミさんは、ジブリ作品の中で上位に来るらしい。一番は「借りぐらしのアリエッティ」だって。

私の好きな「天空の城ラピュタ」「風の谷のナウシカ」とは方向性が違うそうで…。

読書好きの少女、雫が、自分が借りる本のほとんどが”天沢聖司”という男子が先に借りていることに気付き、気になって仕方がない。
ある日、合唱部の友人から「カントリーロード」(ジョン・デンバーが1971年に発表した「Take Me Home, Country Roads」)の訳詞を頼まれて、その下案を見せた時、図書館で借りた本に挟んだまま、校庭のベンチに忘れてしまう。忘れた事に気付き、急いで戻るとその本を男の子が読んでいた。当然、訳した「カントリー・ロード」も。更に戯れに作った「コンクリート・ロード」まで読まれてしまい、雫はその男の子に不快感を持つ。だが実はその少年こそ”天沢聖司”その人だった。

聖司くんは、骨董品屋「地球堂」に間借りをしてバイオリン作りをしている。中学卒業とともに本場イタリアのクレモナに渡り本格的にバイオリン職人を目指している。それは夢ではなく、親も説得中とか。

人生設計を既に考えている聖司くんに対して、先の事を決められずただ本を読むことが好きな雫。この違いにさらに悩み、逆にしっかり将来を見据えて行動している聖司に好意を抱くようになる。

最後は、両親の了解を得てクレモナにバイオリン職人修行に行くことが決まる。それを一番に雫に報告する聖司くんは、「日本に戻ってきたら結婚しよう!」とプロポーズをする。

ま、なんていうか理想的な青春時代だね。
生まれ変わったら聖司くんみたいにしっかりとした少年になりたいものです。

これは現実的な仮面をかぶった”ファンタジー”です。
だいたい青春は甘酸っぱくてほろ苦い。
好きな女の子はいましたが、当然のように失恋するし、熱中するものも”バイオリン職人”なんて現実的なものじゃなくて、もっと夢みたいなもの。

既に還暦を迎えて、中学生の恋愛を羨ましく思う。
カミさんに言わせれば「あーゆう青春時代送りたかったんでしょ?」というけど、
「じゃカミさんはどうなの?」と聞くと、
「近くもないけど遠くもない」と臆面もなく言う。
そーでしょう、そーでしょう。中高の頃モテてたそうですもんね。
下駄箱にラブレター入っていたんだって。
校門の前で待ち伏せされたんだって。

「あーそんな女性と結婚出来て嬉しいなー」
というところまで、毎回の会話です。。。