ここ10年、PCが会社にも家庭にも完全に普及したね。
元々、今の会社に入る前はOA機器の販売会社にいて、その頃は、NEC98シリーズ全盛期。OAの会社でも仕事で使えるのは、1、2台しかなくて正に「紺屋の白袴」。外部記憶のメディアは5インチのフロッピーディスクが主流でした。
今の会社に入った頃でも課に2台、IBMの小さいモニター一体式のPCがあった程度。DOS文書プログラムとかで文章を作成し、マルチプランって表計算ソフトでコマンド入力しながら表作ってた。 それが、WIN95が出た頃、一人1台ノートパソコンが支給され、すごく便利になった。
自分の家でPCを買ったのが、2000年前後の事。インターネットもADSLが出るちょっと前で、普通のアナログ回線、10時間までプロバイダ料金に含まれるという体系で、時間を気にしながら、ネットで遊んでしました。チャットとかやって、日本各地から「じゃ日本の中心に集まろう!」とか言って、静岡での初めてのオフに参加したのもその頃。(静岡が中心かどうかはともかく関東関西東海北陸九州から10数人集まりました。)
その後ADSLにし劇的に早くなったと思ったら、あっという間に光回線が普及し更にネット環境が良くなった。
会社のPCもどんどん性能がよくなり、特にその頃営業企画的部署にいたもんで、EXCELとかの業務ソフトはプロ並みに使えるようになった。システム担当も兼務していたので、その方面の部門との付き合いも増え、気が付いたらそこそこの知識を付ける事が出来た。
さて、そんなこんなの10数年。
mixiを通じて、同好の士の集まるオフに参加したり、私生活でも今やPCのない生活は考えられない。
でもちょっと待って。PCって結局ブラックボックスである事は変わっていなくて、そんな得体のしれないものに寄りかかって公私ともに生活をしているのって、良く考えればすごく怖いって思いませんか。
先日会社のPCが、まだ入れ替えて1年しかたっていないのに、同じ現象で2回もHDD初期化、システム再インストールなんて事があった。昔、同様の事があった時に1ヶ月位仕事にならずパニくった経験があり、それ以来ドキュメントは99%外付HDDに保管しているので業務に支障はなかった。それにHDDも月1回のバックアップを取っているので仕事が止まる事はない。それでも直近のDATAがないので外付HDDが壊れたら困るけど。
で、うちのPCに付けている1TBの外付がどうも危なそうな感じ。電源が入らない。1TBって言ったら結構いろんなものが入ってるわけで、自分でも何が入ってるか分からない。
家族の写真とかも当然入っている。うーん。便利なのはよいけど、ちゃんと壊れた時の事とか考えて、2重3重の対策を売っておかないと大変な事になります。
便利だけど、絶対に信用してはいけませんね。