映画『がんばっていきまっしょい』のテーマ
「オギヨディオラ」が頭から離れない。
韓国人シンガーLee-tzscheのゆったりとした歌声が
疲れたこころに染み渡る。
TV→原作→映画の順で見たので、
いかんせん、2時間という時間では語りきれない想いがあり、
TV版の方が好きだなぁと思ったのですが、
より郷愁を感じるのは映画版のほうかも知れません。
TV版は、杏ちゃん扮する『悦ネエ』の不器用だけどひたむきな感じと
岩佐真悠子の『ダッコ』、相武紗季の『リー』がむちゃくちゃかわいくて
もうそれだけで画面から眼が離せませんでした。
映画版は、田中麗奈の『悦ネェ』以外はみんな野暮ったく、
あまりかわいくないのですが、
見ているうちに愛おしくなってくる。
映画版は名作で
TV版は酷評されがちですが、
私的には両方ともいい感じだと思います。
それは、たぶん。
原作を愛した人々によって映像化された
幸せな作品だからではないかと思います。
ひたむきに生きる。
『がんばっていきまっしょい』は
忘れてしまいそうなそんな想いを
思い出させてくれる、
いい作品だと思います。