前回は2022秋に参加、昨年は心身ともに試合ができる状態でなかった為、春秋とも参加できず。今回は大丈夫かと思い久しぶりに参加してきました。
総勢128名がひしめきあう控えの場所が思った以上に狭く、振戦状態が出てきて止まらない。やっぱり人の多いところはまだダメっぽい…。
お昼に吐き気止めと精神安定剤を飲んでちょっと落ち着きました。
遠的は真ん中10点、以降外に行くにつれて9、7、5、3点となり、今回は、四矢×2=計8射の点数制で競います。
最初の四矢で10点が出たのは良かったのですが、次の四矢はすべて外し撃沈。1年くらい練習すらしていなかったので、中れば儲けもの、と思ってたら本当にその通りになってしまった。
秋の大会は点数制ではなく的中制。とりあえず行ける時に遠的練習しに行こう。
遠的は面白いけど、近的は28mですが遠的は60m必要なのでやれる場所が限られています。また矢も遠的用に軽い矢を用意しないといけません。一応弓力的には12kgは最低必要。でもハードルと言えばそれだけ。やろうと思えばだれでもできます。
刀(剣道)や体技(柔道、空手など)は、白兵戦、近接戦になってはじめて役に立つもの。昔の戦では、弓で敵の進行を止めるのが最大の役割。ということはいかに遠くまで正確に矢を放ち中てる事が大切だったということ。
28mまでに迫った敵に射かけても相手が槍を持って直進してくれば、すぐにやられてしまいます。
その点60m先の敵兵を正確に射貫いていれば、敵の勢力を減することが出来ます。
かように弓はロングレンジによる攻撃なので、遠的こそ弓の本質ではないかと思っています。弓道やっていてやらないなんてもったいないです。
近的はすぐに結果が出てしまうけど、遠的は60mの距離を矢が飛んでいく。特に今日みたいな快晴の日は青空のもとを的に向かって飛ぶ矢のなんと気持ちの良い事か。
当然中った方が気持ちがいいけど、仮に中らなくても矢を飛ばす、「あぁ俺今弓引いてるんだ…」って感覚になるのは遠的の方。
私なんかでよければ基礎の基礎は教えられるのでみんなでやりましょう♪