やっと、観ました。上映しているときに観たかったんだけど、忙しくって気が付いたら終映していて、今更ながらDVDで。
日本映画でインターミッション(途中休憩)があるのって、『七人の侍』以外で初めて見たわ。202分。3時間を超える大作ですが、うーんやはり原作には叶わない。いや、良く出来ていると思います。しかもあからさまに、日航と分かる題材のこの原作を良く映画にしました。それだけで及第点です。
詳細はご覧になっていただきたいのですが、サラリーマンをやっていると、この映画の主人公程ではないにせよ、大なり小なり似たようなシチュエーションってのは必ずある。そこで、汚れることを承知で会社への忠誠をつくすか、家族をも犠牲にしながらそれでも矜持を保ち続けるか、究極の選択です。今日、会社帰りに飲んでて、そんな話になった時「いやーheeさんは、恩地(この話の主人公)系でしょう」と言われました。そうかもしれません。
仕事をしていると、会社の為にはなるけど、本当にお客様の為になるのかってことをよく考えます。その際には、基本、会社にはそこそこいい顔しながらも、絶対に矜持は曲げません。
私は恐らくそういう男だと思います。あーこういうこと言ってるから出世からは程遠く、安月給でこき使われちゃうんだよねぇ。。。
沈まぬ太陽 スタンダード・エディション(2枚組) [DVD]
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2010/05/28
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