最近弓を再開しましたが、さすがにひと組しか矢が無いと何かと不便。矢ひと組というのは、6本のこと。大体審査では2本射てこれを「ひと手」と言います。鳥の羽は表裏があり、これを半分に割いて使用するため矢には二種類できます。矢を射たときに時計回りに回転するのが甲矢(はや)であり、逆が乙矢(おとや)。射るときは甲矢から射るというルールもあります。
試合では、これを2組持ちます。これを「四矢ひと手」と言います。そして控えの「2本ひと手」を合わせしめて6本組。
材質は、ジュラルミンが一般的。その他最近はカーボン製のものもある。勿論昔からの竹製のものもありますが、非常に高価で私程度であれば、ジュラルミンで充分。
後は羽根ですが、これは矢羽(やばね)と言います。一番良いのは、鷲の外側の尾羽と言いますが、鷲は希少生物なのでなかなか羽根も取れません。なので、一般的には、ターキー(七面鳥)の羽根に着色したものを使います。これが最も安い。
矢は大体1本2500円〜3000円が最も安い。だから6本セットで、15千〜18千円くらい。ま、1回射たらおしまいってわけではなく、折れるまでは使えますからお得と言えばお得なのかもしれません。