日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「キャッチセールス潜入ルポ ついていったらこうなった」

ついていったら、こうなった―キャッチセールス潜入ルポ
多田文明著・彩図社
昔ほどではありませんが、新宿駅の駅頭には沢山のキャッチセールスがいます。セールスと謳っていなくても今でも沢山いる。一体その金は本当にそこに行くのか疑問の街頭募金や「無料で〜します」系や「アンケート答えてください」やったことないけど鶴折ってくださいとか、いろんな人がいろんなことをやっています。南口の下の茶髪のにーちゃんが女の子にだけ無理やりポケットティッシュを渡すのも、すごくうざい。まぁそういう胡散臭さも含めて新宿好きですけど、純真な人はそういうのに引っかかってはいけません。

 この本は、該当キャッチセールスはもちろん、ネットや雑誌の世界の「無料で資料送付します」的なものから、よく本屋の店先でやっている英会話の案内など、世の中の様々なキャッチセールスを実際に体験、潜入取材したもの。
 自分的には気になっていても、セールスの強い押しに負けて高額なものを買ってしまいそうなので絶対についていきませんが、なるほどやっぱり実態はそういうものかと興味深く読みました。
 

 いずれにせよ「触らぬ神にたたりなし」「君子危うきに近寄らず」が正解。いきなり電話かかってくるセールスも要注意です。
 この本には、そういったキャッチセールスに捕まらない、騙されないコツが書いてある実用書でもあります。こういうのホント弱いんだよね、という人にはお勧めの1冊です。


 簡単な遠ざけ方は、勿論無視するがいいのですが、それでもしつこい場合、収入がないのを装うというのがベストらしい。「フリーターなんです」「借金があります」「失業したばかりで…」「親も田舎で一人でアパート暮らし」などなどキャッチセールスにはこの手がベスト。宗教系だとしても、結局こいつからいくら金を引き出せるかがキャッチのカギ。
 気をつけましょうね。