日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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小市民には関係ないパナマ文書


 今世界中に衝撃を走らせているパナマ文書


 そもそも「パナマ文書」っていうのは、は、パナマの法律事務所でタックス・ヘイブンの世界最大の取扱業者である「モサック・フォンセカ」の過去40年にわたる業務内容に関するデータを記録したもので、国際調査報道ジャーナリスト連合がドイツの新聞「南ドイツ新聞」を通じて入手したもの。
 そこには、祖税逃れの大企業のみならず、世界の首脳クラスが続々と名前が挙がっている。大企業が税金を払和ないために苦心している以上に税金を徴収する側の人間が税金逃れをしているのがばれちゃった、ということ。


 そういえば今月は10日が日曜なので明日8日が給料日。給料日の3日前に会社のPCで明細がプリントアウトできますが、税込給料と様々な控除後給料の差に愕然とします。所得税も高いけど年金保険料とか、恐らく年金貰えないんだろうなと思いながら明細を眺めていると虚しくなります。。


 「お金は寂しがりやだから、お金がいっぱい集まっているところによって来るのよ」という言葉がありますが、私の長年の(貧乏)経験からもこれはある意味正しいことではないかと。稼いでも稼いでも右から左に出て行ってしまう。まさにお金の通り道。たまりゃーしません。こうやって小市民は税金を払い、ちまちまと買い物をして経済を回すしかないのです。そして巡り巡って、パナマ文書に載るような人のところに集まっていってしまいます。

 「宵越しの金はもたないのよ」と江戸っ子みたいなのが粋だよなぁ。


 リオ会議でスピーチをしたウルグアイの「世界一貧乏な大統領」として一躍有名になったムヒカ大統領。

 「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
 「発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。」

 そういう意味では、好むと好まざるとにかかわらず、小市民的な生き方は、裏を返せはとても幸せな生き方なのかもしれません。
 決して裕福ではないけれど、仕事に追いまくられて、好きなこともできず、家庭も振り返ることなく、冷え切った家族関係であるよりも、今の人生はそれほど卑下するものでもないんじゃないかと思ったりもします。。