日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「侍ジャイアンツ」


GYAO!で無料公開中。久々に観たらハマってしまった。今4話まで。
よく考えてみれば、現実の野球にはあんまし興味ないのに、「巨人の星」と「侍ジャイアンツ」でV9時代のジャイアンツの選手を憶えましたw
40年振りくらいで見てるので、流石に細かい事を忘れてます。高校中退で巨人軍のスカウトを受けて入団するんだね。ということは16歳。それで大人たちを向こうにあれだけ大口叩いて、へこたれず実績を残していくのはすごい。

スポ根アニメ全盛期。今のスポーツものアニメの爽やかな感じはまったくないものの、「巨人の星」や「アタックNo1」ほどの悲壮感がなくて、スポ根アニメの中では断トツに好きかもしれません。
初放映は1973年。「巨人の星」が1968年〜1971年なので、その後の放送になります。実は「巨人の星」も結構好きなのですが、飛雄馬が真面目過ぎて疲れます(^^;)。その点、番場蛮は、能天気な明るさで何でも前向きに乗り越えていくのは小気味いい。
話の流れ的には、「巨人の星」同様、魔球完成→打たれる→次の魔球を生み出す→また打たれる…とワンパターンではあるのだけど、魔球も荒唐無稽なのに妙に説得力があり、本当に面白かった。

総監督は「勇者ライディーン」「超電磁ロボコン・バトラーV」「超電磁マシーンボルテスV」「闘将ダイモス」の長浜忠夫。コンテは富野喜幸も書いています。

全48話。「巨人の星」の1/3というお手軽さも良いw

観たことない人お勧めです。

後期のオープニングは神曲です。

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「星の子ポロン」

 突然思い出した。
 これ高校生の頃テレビ東京でやっていた5分くらいのアニメ。調べてみたら初回放送は1974-75年だから、高校時代は再放送だったのか…。星の子でいえば有名なのは石ノ森章太郎原作の「星の子チョビン」。チョビンはちゃんと動きますが、ポロンはまー笑っちゃうぐらい動きません。正味2分程度の番組なんだから500枚くらいあればそこそこ動いているように見えるはずなのに、恐らく動画は20枚くらいしか描いていない、究極の省力アニメw
 内容は、宇宙から来たポロンちゃんが、擬人化された動物たちを助けてあげる教訓アニメ。
 1話はそれでもまだ動いています。↓

 回が進むごとにほぼ紙芝居になるww


これがテレビ東京とはいえ地上波キー局で流れていたというのは驚き。80年代後半に再放送するほどのものでもなく、完全に穴埋めで使われたんでしょうねぇ。


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「宇宙よりも遠い場所」


 2018年1月〜3月期のオリジナルアニメ。
 会社の同僚(女子)から「すごくいいですよ〜」と勧められて、amazonプライムにあったので、見てみた。全13話。

 ひとことで言うと「女子高生4人が南極に行く話」なのですが、考えてみれば南極に行くのってそう簡単な事じゃない。そもそも普通の女子高生は南極に興味を持つことはあっても本気で行きたいってとこまではなかなかいかないでしょう。
 中心になったのは南極少女と呼ばれて周りから孤立している美少女、小淵沢報瀬。この娘のお母さんは、3年前の第1回民間南極観測隊員だったが、その時の事故で遭難行方不明になってしまった。母への想いから南極に行こうとする報瀬。彼女と同学年の玉木マリ(キマリ)は、高校に入りながらの悶々とした日々を過ごしていた。あることをきっかけに報瀬ちゃんの南極への想いを知り、自分も一緒に行きたいと思うようになる。
 キマリと同じコンビニでバイトをしていた高校中退した三宅日向(ひなた)も一緒に行くことになる。ひなたは高校2年生にして既に大検に受かっている。そして高校一年生でタレントの白石結月。この4人が南極に向かうことになるのですが、着くまでの一波乱二波乱。南極についてからも一波乱二波乱。目が離せませんでした。

 青春ものって好きなんですよね。最近のアニメだと「ラブライブ!」に近い感じ。ドラマでは「がんばっていきまっしょい」とかもこの系統。ぶつかり合いながら、友情を育み、人付き合いの苦手だった仲間が頑な心を溶かして、徐々に打ち解けてくる。

 「宇宙よりも遠い場所」は、2007年に昭和基地に招待された元宇宙飛行士の毛利衛が「宇宙には数分でたどり着けるが、昭和基地には何日もかかる。宇宙よりも遠いですね」と話したことに由来する。

 一生懸命な女の子たちが頑張る青春もの好きは必見です。
 よかったー。
 


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イデオンの日


 1980年ですから、今から38年前「伝説巨神イデオン」第1話が放送されました。なので今日はイデオンの日。

 機動戦士ガンダムが最終回を迎えたのが同年1月。ガンダムプラモ(ガンプラ)が発売されたのが7月ですから、ガンダムが本格的なブームになる少し前の時期でした。以降、ガンプラを契機として劇場版ガンダム公開でガンダムブームが過熱するわけですが、その気に乗じてイデオンのプラモもアオシマ教材社から発売されてこれまた敵メカも含めてかなりのラインアップでした。

 とはいえ、イデオン開始直後は富野監督のガンダムの次の作品ということでかなり注目して見ていたのは富野作品に魅了された私たち世代の人たちでした。これまでにない世界観。敵味方とも自分たちの母星を"地球"と呼び、翻訳機を介さないと会話が理解できないとか、第6文明人の遺跡というロボット(イデオン)とか、その不思議な世界に魅了されました。主人公が赤毛のアフロヘア、出てくる女性が悉く険があって全然好きになれない。登場人物みんな自分勝手。母星の防衛軍も「おまえらが敵を呼び寄せた」とか言われて、味方からも追われるソロシップの人たち。なんとも救いようのない話でだったせいか視聴率は低迷、残り4話の脚本を残したままで打ち切り。最終話の39話は最後の2分を切ったところでイデが発動、敵味方惑星を巻き込んで全人類滅亡と、とんでもない最終回。観終わった後放心状態…(^_^;)。で、その1年半後の夏TV総集編の第1部接触編と最終話作り直しの第2部発動編の同公開で184分の大作として映画化したものの、1部はダイジェスト過ぎて??だし、2部はそりゃもう殺戮を細かく描きすぎてドン引きな作品になってしまったという。。
 ガンダムも設定はハードでしたが、まだ希望のあるお話しでした。しかしイデオンは設定はガンダムよりハードで、お話は結局リセットしないといけないほど人類は莫迦という、救いようのないお話し。

 でもね、嫌いじゃなんですよ。メカはみんなかっこ悪いわ、登場人物は変な人ばっかりでお互い憎しみ合ってたりするわ、視聴者に感情移入をさせないようにしてるとしか思えません。
 いいのは、色使い。原色はイデオンくらいで、後はみんなパステルカラーの濃淡でかなり好き。あとすぎやまこういちの音楽はめちゃくちゃよい。

 イデオンが終わって30年以上経っていますが、人間は益々エゴむき出しになって犯罪は絶えません。イデがあったら今すぐにでもリセットしたくなっちゃうんじゃないかな。

ED「コスモスに君と」は名曲。アンパンマンとマチルダさん、カララは同一人物(戸田恵子さん)なんだよなぁ。

 
 

「恋は雨上がりのように」


ノイタミナ枠・1月スタートで現在8話まで放送中。やっと追いつきました。原作はビックコミックスピリッツ連載、現在9巻まで。
舞台が桜木町を中心とした横浜方面で自分の生活圏というのも気になった理由。それにしても最近のアニメはちゃんとロケハンしてるよねぇ。見たことある景色が多く安心します。

"色白・目パチっ・髪長女"とは、カミさんが名付けた私好みの女性。仲間由紀恵とかオリビア・ハッセーとか、女囚サソリの梶芽衣子とか、香椎由宇とかも好き。最初に「恋は雨上がりのように」を見た時、主人公の恋する少女"橘あきら"を見て、ドンピシャだと思いました。
 そんな彼女がバイト先のファミレスの店長、パトレイバー後藤隊長似の近藤に恋をする。近藤は45歳バツイチ。その年齢差28歳…。
 うちの娘が22歳。娘が17歳の時私48だから、娘とほぼ同じ年の高校生との恋愛話ということか。あきらに思いを寄せるクラスメイトの吉澤くんやバイト先の大学生加瀬君とあきらをめぐる男性は出てきますが、当然私の視点は近藤店長目線になる。

 あきらのまっすぐな告白を受けても、当初は"店長として"好きとしか思わない。当たり前です。その後も何度か告白を繰り返し、真意は店長に伝わりますが、その気持ちに素直に応えるには歳を取り過ぎています。まわりの目線も気になる歳、さらに言えば、そんな眩しくて一途な想いを受け入れるほどの自信もありません。バツイチ、子持ち、出世からも縁遠い。社会的に見たら全然"イケて"ません。
 私も店長と一緒です。出世からは縁遠いし、髪の毛は白いし、老眼は進んでるし、あちこち痛いし…。もちろん現実的に高校生と知り合う機会は皆無なので店長と同じ立場になることは1000%ないので、ある意味羨ましくもありますが…いやいや(^_^;)。
 未成年、というのもありますが、仮に私の年齢だと相手は25歳。それでも28歳の年齢差を埋める自信は私もありません。±10歳が限界かなぁ。
 原作の漫画を読んでいませんが、そろそろ最終回だそう。アニメは1クールとしてあと4話。アニメは当然原作の途中で終わるんでしょうが、特に原作の最終回、どのように決着をつけるのか興味は尽きません。
 現実的には、淫行と言われようと女子高生との恋に突っ走る中年男性もいるかもしれません。店長、独身だし女性は16歳になれば民法上は両性の合意で結婚できる年齢です。でも個人的には、店長への想いは良い思い出としつつ、再度陸上に挑戦するあきらと、それを温かく見守る店長という最終回がいいなと思います。私だったら恐らくそうするような気がします。それが汚れてしまった大人が、これから未来ある若い人にできる唯一のことじゃないかと。
 
 音楽も良いです。
 恋雨 × ノスタルジックレインフォール」スペシャルPV

 

「ユーリ!!!onICE」

 amazonプライムビデオで観てます。途中まで観てたんだけど、忙しくて全部見れておらず、最初から観直し。珍しい男子フィギュアスケートのドラマ。
 まずDEAN FUJIOKAのオープニング「History Maker」が良い。全編英語詞なんだけど、広がりがあってドラマに合っています。

 主人公の勇利、伝説のトップスケーターで勇利のコーチの為に現役を引退して佐賀県長谷津(唐津がモデル)まで来てしまうヴィクトル、ヴィクトルにシニアデビューの振り付けを約束していたが、約束を忘れ勇利のコーチ就任を宣言したヴィクトルを追って来日するもう一人のユーリ(ユーリ・プリセツキー)。この3人が織りなすフィギュアの世界。

 オリジナルアニメですが、これだけのスケーティングができるのは、プロでないと不可能。さすがに実写では無理です。昔、倉本聰の「時計 Adieu l'Hiver」というフィギュアスケートの映画の映画がありましたが、いつまでたっても主人公役の中嶋朋子野スケート技術が向上せずいドラマもいまいちでした。
 
 まだ半分までしか観ていませんが、今月でamazonプライムビデオから外れるようで何とか最後まで観ようと思います。