日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「恋は雨上がりのように」


ノイタミナ枠・1月スタートで現在8話まで放送中。やっと追いつきました。原作はビックコミックスピリッツ連載、現在9巻まで。
舞台が桜木町を中心とした横浜方面で自分の生活圏というのも気になった理由。それにしても最近のアニメはちゃんとロケハンしてるよねぇ。見たことある景色が多く安心します。

"色白・目パチっ・髪長女"とは、カミさんが名付けた私好みの女性。仲間由紀恵とかオリビア・ハッセーとか、女囚サソリの梶芽衣子とか、香椎由宇とかも好き。最初に「恋は雨上がりのように」を見た時、主人公の恋する少女"橘あきら"を見て、ドンピシャだと思いました。
 そんな彼女がバイト先のファミレスの店長、パトレイバー後藤隊長似の近藤に恋をする。近藤は45歳バツイチ。その年齢差28歳…。
 うちの娘が22歳。娘が17歳の時私48だから、娘とほぼ同じ年の高校生との恋愛話ということか。あきらに思いを寄せるクラスメイトの吉澤くんやバイト先の大学生加瀬君とあきらをめぐる男性は出てきますが、当然私の視点は近藤店長目線になる。

 あきらのまっすぐな告白を受けても、当初は"店長として"好きとしか思わない。当たり前です。その後も何度か告白を繰り返し、真意は店長に伝わりますが、その気持ちに素直に応えるには歳を取り過ぎています。まわりの目線も気になる歳、さらに言えば、そんな眩しくて一途な想いを受け入れるほどの自信もありません。バツイチ、子持ち、出世からも縁遠い。社会的に見たら全然"イケて"ません。
 私も店長と一緒です。出世からは縁遠いし、髪の毛は白いし、老眼は進んでるし、あちこち痛いし…。もちろん現実的に高校生と知り合う機会は皆無なので店長と同じ立場になることは1000%ないので、ある意味羨ましくもありますが…いやいや(^_^;)。
 未成年、というのもありますが、仮に私の年齢だと相手は25歳。それでも28歳の年齢差を埋める自信は私もありません。±10歳が限界かなぁ。
 原作の漫画を読んでいませんが、そろそろ最終回だそう。アニメは1クールとしてあと4話。アニメは当然原作の途中で終わるんでしょうが、特に原作の最終回、どのように決着をつけるのか興味は尽きません。
 現実的には、淫行と言われようと女子高生との恋に突っ走る中年男性もいるかもしれません。店長、独身だし女性は16歳になれば民法上は両性の合意で結婚できる年齢です。でも個人的には、店長への想いは良い思い出としつつ、再度陸上に挑戦するあきらと、それを温かく見守る店長という最終回がいいなと思います。私だったら恐らくそうするような気がします。それが汚れてしまった大人が、これから未来ある若い人にできる唯一のことじゃないかと。
 
 音楽も良いです。
 恋雨 × ノスタルジックレインフォール」スペシャルPV