あと２週間で５５歳。 正直そろそろ落ち着く時期だと思うのです。
新たな挑戦をするなんて時間の無駄、新しい事を始めるよりも今あるものを深化させるべき。
平均寿命を考えても、頑張っても精々２５年。今まで生きてきた半分以下しか時間はありません。
それでも好奇心を止められない。こればっかりはどうしようもありません。
興味の対象が仕事だったらどんなによかったか。もっと出世して収入も多く生活は安泰。あーあ。
やりたい事をやっても辛い事、大変な事は勿論あるでしょう。それが特にやりたいことでもなければ大変だなぁという思いは倍以上感じます。
もう３０年以上やってますけど、そもそも営業向いていないんですよね。営業って要は駆け引きが重要で、会社の利益と顧客の利益の落としどころを探る事が必要で、１００％自分に有利ということはできないし、その逆に１００％クライアントに有利ということもあり得ません。営業的に評価されるのは、会社に利益をもたらす人のことで、１００％顧客の事を考えていたのでは、成績優秀という評価にはならない。
企業が言う「顧客第一」というのはまやかしです。第一に考えられているのはその企業の存続の為に如何に利益を稼ぐかということ。
勿論、顧客からの評価は大切で評価されない会社は淘汰されます。そういう意味では顧客は大切ですが、企業はボランティアではないので企業が存続する事の方が大切だったりします。
「企業が存続しなければ、顧客へのアフターフォローができない」
それも一理ありますが、声を大にして「企業存続が一番、顧客利益は二番」という会社はありません。
でも会社ってすべからくそういうものだと思います。
あ、脱線しました。
仕事に対して盲目的に身を捧げられている人はある意味羨ましいけど、そうなれなかったサラリーマンの戯言です。聞き流してください。
いろんなものに興味がある、というのはある意味”逃げ”です。
でも世の中はひろくて、自分の知らない事が沢山あって、浅くても良いからそういう世界に触れてみたいという気持ちは尽きません。
なので、当面は弓道とサックス、どこまでできるか、ここ数年の課題として頑張ってみようかなと思ってます。
長い休みもあと２日。有意義に過ごしたいものです。。
