日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

営業なんだけど。


 4月から営業に戻ったんだけど、営業らしい事あんましやってないような気がします。営業っていうとなんか物売りが仕事だと思うんですけど、どっちかってーとクレーム・トラブル処理とか、見積り、図面、プランシート作成、カタログ手配と配達、その他いろんな問合わせ回答とか。営業ってやっぱ、眼の前で契約書貰う仕事だと思うんですよね。あと集金。そういうのってそういえば今の会社に入ってからしてないなぁ。


 今の会社に入る前って、如何にも営業っ!って仕事をしてました。飛び込みセールス。既ユーザーの入替とかもやるんですが、営業成績は如何に新規顧客を獲得するかに掛かってました。営業成績は波があって、平均すると中くらい。全然駄目な時もあれば、表彰された事もありました。辛かったりもしたけれど、やっぱ自分の営業を納得してくれて、契約書に判を押してもらうのは結構嬉しかった。
 でもそんな生活に疲れ、気が付いたら、同期の9割は辞めてしまい、このままいても泣かず飛ばずだよなぁと、結婚、長男誕生の1年後退職、上手い具合に今の会社に入り込むことができました。
 93年。世はバブル崩壊し、毎週(その頃は水金だったか…)発売していた就職情報誌も数年前は電話帳位の厚さだったのにどんどん薄くなり、掲載している会社も怪しげな中小企業ばかり。たまに有名企業が載っていても離職率が高いと噂の会社。そんな中で今の会社は「なんでこんな会社(いい意味で)募集してるの?もしかしたらブラック?」と思うほど異質でした。
 受かるかどうかはあまり考えなかったです。カミさんに相談したら「1ヶ月でも給与が滞ると家賃が払えなくなるのでそこだけ気を付けてくれれば、転職しても良い」という話だったので、とりあえず受けてみたら採用されてしまった。「この簡単さは何?」と思いましたが、後で聞いてみると20倍近い倍率だったらしい。

 そんなこんなで転職して早20年。この転職、成功だったかどうかは正直判りませんが、今更また転職できる年齢はとうに過ぎてしまったし、ヘッドハンティングでもない限り転職は考えられません。そもそもヘッドハンティングされる能力もないけど。

 独立するほどの気概もないし、このままサラリーマン続けるんだよなぁ。いろいろあるけど毎月決まった日にお給料貰えて、ボーナスも一応ちゃんと出るというのは、いいことなんでしょう。

 正社員をここまで続けると社会的信用もつく。家のローンを組めたのだって、自分の信用ではなく、会社の信用によるところが大きい。だから宝くじとか当たっても会社辞めないと思う。個人の信用なんてたかが知れていて、結局は所属する組織の信用がバックボーンにあるかどうかが信用のバロメーターになったりする。なんだかなぁ。私だってそこそこいい奴だと思うけど、能力的に金を貸すに値するかどうかというと確かに微妙…。

 
 俺、頑張ってるかなぁ。良くやってるかなぁ。
 なんか結構最近自信喪失するようなことが重なっていて、自己嫌悪に苛まれています。
 それでも生きていくけどね。まだやりたい事あるし。