『ラッキーマン』マイケル・J・フォックス/入江真佐子訳 を読む。
マイケル・J・フォックスがパーキンソン病になった話は知っていた。
代表作『Back To The Future』シリーズは自分の映画ベスト10に入る
名作だと思ってる。
でも彼がパーキンソン病になったのを知ってから、
痛ましくて見てなかった。
実は自分の中で同様の経緯をたどった作品があって、
クリストファー・リーブの『スーパーマン』がそれです。
どうしても、画面の中で輝いている姿と、
悲しくも懸命に生きる現在の姿がダブってしまい
素直に楽しめなくなってしまうのです。
この本は、
そういった感情は、もしかしたら不要なのかと思わせるほど、
ポジティブな現状にちょっと安心させる作品です。
勿論、
パーキンソン病が難病で、完治する見込などほとんどないことには
変わりはない。
でも、「ドク」が「マーティ」に言った様に
「未来を切り拓くのは自分自身」ということを
現実の世界でも実践している姿を知って
もう一度、BTTFを見て
自分もがんばってみようと思った次第でした。
がんばれ、マーティ!