日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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名作。

BS2で、ずっと999の特集をやっており、本日は最終回。5日間で、本放送のサブタイトルをいくつかとその間は次回予告で繋ぐという大胆な企画。
最終回の今日は、TV番の最終回と北九州市制作のなかなか見れない「虹の墓標編」、それと劇場版999。
見るともなくみていたけど、よく考えたら、TVの最終回って見てなかった(^_^;)。おそらく、劇場版を見て999の熱はいったん醒めたんだと思います。劇場版は本当によく出来ていました。劇場版を見るまでは、あの、かっこ良くなった鉄郎がどーしても許せなかったんですけど、見たらもう完全ありで、私の中で鉄郎といったら劇場版のかっこいい鉄郎です。
TV版は、劇場版が銀河超特急だったとすると、まるで各駅停車。それはそれで各星での様々な出会いと別れで鉄郎が成長していくわけですから良いのですが…。最後のメーテルと鉄郎のキスシーンは、劇場版の青年・鉄郎だから"さま"になるけど、TV版のいつまでたっても10歳の鉄郎では、茶番です。78年から82年まで4年経ってるんだから、最終回に行くに従って、少しは成長させればよかったのに、経験積んだとっちゃん坊やになってしまった。そこが恐らくTV版から離れた理由です。というわけで、80年代に入ると主要な話以外殆ど見てません。原作は読んでましたけど。
で。今回の特番で、漫画家の島本和彦さんが、「メーテルは理想の妻」的話をしていて、こんな話をしていました。
メーテルは、鉄郎と初めて会ったときに銀河鉄道のパスを差出し名前を書くように言います。「これに名前を書いて」と。パスを上げる条件は、この旅の最中、私を守って欲しいということ。これってパスを婚姻届に代えれば、結婚てことになる。なるほどー、32年間、そんなこと考えたこともなかったけど、言われてみれば確かにその通り。
もう何度も見ているのに、また見てしまった。
名作です。
つづけて「さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅-」も観たくなりました。