恥ずかしい報告はあまりしたくないのですが、一応記録的な意味で…。
第122回神奈川県遠的大会に参加してきました。
参加者数157名。、4矢2回計8射。春の大会は100cmの色的で中り位置によって点数分けされてその点数合計を競いますが、夏の大会は79cmの霞的(白黒の的)で的中を競います。100cmでもあたらないのに更に21cm小さい(^_^;)。
遠的大会はここ数回1中ないし2中/8射と全然体たらくな実績で、なんとか羽分けを目指して練習量も増やしておりましたが、なんと今回も1中/8射。✕✕〇✕✕✕✕✕。日頃の練習では羽分け程度は出るようになったのに試合となるとまったく実績に繋がりません。どーなってる?? 基本的にはメンタルの弱さ。お歴々が上座に控える中でただでさえ少ない実力が発揮されることもなく。。
言い訳をすると、練習をしているところと的の高さが違う気がします。いつもの的付でやると下に矢が付いてしまい、「ん?こんなはずないな」ともう1回射てみて「あ、やっぱり高さが違う」と思い的付けを籐を2、3巻分(5,6mm位)上げてみて1本いい感じで〇。次はぎりぎりで外す。100cmなら中ってた。午後の4矢は午前の失敗をすっかり忘れ、またいつもの的付けでやってしまい、修正が効かないまま4矢終了。そんな感じ。
夏の大会は色的の点数制ではないので中るか外れるか。入賞圏内は、男性6中/8射。女性が4中/8射でした。ううむ。入賞までは遠い…。
ただそれでもやっぱり遠的は好きです。今日も楽しかった。
私としては近的は遠的の為にやってる、といっても過言ではないです。
弓はいわずもがなの飛び道具。より遠くの的にどれだけ正確に矢を届けるか。その為の武具です。28mに迫った的よりも60m先の的に中てることの方が道具としての理に適っています。
その為の基本的な動作は近的で学ぶことができますが、実際に矢を飛ばし的に中てるのであれば、むしろ遠的にこそ意味があると思います。
遠的に向かう為に射法八節をしっかりと学び、身体を作る。弓も遠的をする為に少しでも強いものを引けるように身体を鍛え練習をする。
メンタルも鍛えないと。メンタルを鍛える事も弓道を学ぶ上で大切な事です。
生来”度胸”というものに全く縁がありません(^_^;)。いるんですよね、周りの事とか全然気にしない人。逆に人に見られると力を発揮する人。普段の練習ではさほど良い射でもなく中りも少ないのに、審査や大会だとやたら中る人。
結局そういう人に適わなくて毎回後塵を拝することが多く、内心忸怩たる思いをするのですが、それもすべて自分の不甲斐なさ。
性格はそうそう変えられないし、そういう度胸のない自分も、ある面では嫌いではない。でもこのままではいい結果なんて出ない。ここは練習をいっぱいして、試合にもたくさん出て慣れるしかないですね。
さて次は春の遠的大会。また練習をしてまいります。次こそ羽分け目指します。