リンダブックス編集部編
<涙がこころを癒す>12の短篇小説集。
99のなみだシリーズどれくらい出てるんだろう。これまで何冊か読んでいます。20ページ程度の短い短編ですが、通勤電車の車中で読んでいるとついウルっと来てしまって危険だったりします。
今回の12篇は、どれも親子の想いを描いていました。
最近子殺し、親殺しが毎日のようにニュースで流れます。日常生活の中でつい忘れがちな父母の子どもへの想い、子供の親への想い。どこかでボタンを掛け違ってしまい、分かりあえないままの親子は世の中にはたくさんいる。
親子だから話さなくてもわかるとかは甘え。言わなくても判るとかは幻想です。感謝の気持ちは素直に表現する。親子や夫婦間では声に出しては恥ずかしいとか言っていると溝はどんどん深まっていく。
感謝の言葉忘れないようにしないととか、相手の気持ちをおもんばかる事の大切さを改めて感じることができました。
このシリーズ沢山出ていますが、短編集ですので必ず自分の今の気持ちにフィットする作品があると思います。今回はどんな話が入っているのかなと思いながら買うのが楽しみ。とはいえ、基本”ペーパーバック”的な読み物なんで、ちゃんと記録しておかないとダブって買っちゃうので注意w
積んでいるのが後2冊あるのでまた機会を見て読みます。
99のなみだ・心―涙がこころを癒す短篇小説集 (リンダブックス)
- 作者: リンダブックス編集部
- 出版社/メーカー: 泰文堂
- 発売日: 2011/04/01
- メディア: 文庫
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