不思議なドラマでした。本日最終回。
複雑な人間関係は正に大人の世界。みんないろんなものを抱えて生きているけど、全部詳らかにしてるわけじゃない。主演の4人が歌うエンディングの最後で「♪大人は秘密を守る」と歌ってますが、その通り。
例えば机を並べて仕事をしている同僚がどんな思いを持っているかとか、どんな過去を持っているかなんて知らない。人生の半分以上を連れ添っているカミさんの出会う前の事を詮索しようとも思わない。血を分けた子供たちですら、どんな生活を送っているか殆ど知らない。
人間なんて結局は孤独で、全部を理解し合えるなんて言うのは幻想。だけど袖すり合っている間は、いい関係を続けようと努力することが大切。そう人間関係はお互いの努力によって成り立っているんだと思います。
存在を認めること。好きな人のことは特にすべてを受け入れること。
ドラマの本筋とは関係ないけど、そんなことを考えさせられました。
しっかし、TBS火曜10時のこの枠、
「重版出来!」
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(「せいせいするほど愛してる」はいまいちでしたが…(^_^;))
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「逃げるは恥だが役に立つ」
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「カルテット」
と、なかなか目の離せない枠。次回作「あなたのことはそれほど」もちょっと面白そう。