市原の交通刑務所には、交通事故で人を殺してしまった人が収監されている。
禁錮刑なので、そこで毎日反省の日々を過ごすわけだ。
『贖いの日々』は、市川刑務所にいる受刑者の反省文をまとめたもので
最新刊は第40集、創刊は昭和47年から。
会社で回覧していたのですが、会社では読んでいる時間がないので、
持ち帰って読んだ。
ページ数36ページ。10人の手記が掲載されている。
私は基本的には安全運転、法令遵守を旨としているのですが、
体調や精神状態でヒヤリとする場面がないわけではない。
勿論テクニックでカバーできる場合もあるが、
今まで大怪我したり、させたりしてしまったことがないのは
単に運がよかったから。
道具は人間の生活を便利にするけど、
それは使用者のモラルや能力、精神状態が正常であった時で、
そのどれかの歯車が狂っていると、簡単に人殺しの道具になる。
そういうことを充分理解して道具を使わないとけいないよなぁ、と
思った次第です。
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カミさんの読後感。
「こんなこといっててもさー、市原出て免許取得解禁になったら
そっこー免許とってまた運転するようになるんだよー」
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私「しかたないじゃん、車がないと生活できない人もいるんだし…」
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カミさん「いや、こういう事故を起こした人は、どーせまた事故を起こす
んだから、2度と車に乗せないようにしなきゃ駄目だよ。」
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あいかわらずタカ派なカミさんです。(^^;)