IMAGICAの試写室に行って来ました。
取引先が、仕事半分社長の道楽(?)半分でショートムービーを作りその試写会ということで…。
IMAGICAの昔の社名は「東洋現像所」。
映画の現像をやる会社なので、
映画を見てると最後のスタッフロールで
ほぼ必ず出てくる有名な会社。
IMAGICAの試写室の椅子はすわり心地がいいと前から聞いており、
一度言ってみたいと思っていたのでこれは役得!と喜び勇んで
行ったのでした。
試写会前IMAGICAの作業工程の見学。
「どーせ映画の現像なんて今は機械でちょちょいのぱっ!て感じでやってんだろー」
と思ったら大間違い。
色の調整、カット部分の補強みんな手作業。
思った以上に人の手でやってます。
いやーなめてました、私。どーもすいません。
しかも最近はデジタルデータからのフィルム起こしの仕事もあり、
45TBのスーパーコンピュータもあり。
(1本の映画はだいた15TBだそうです)
テラの単位が平気で使われてました。
解説の方から聞いた話で最も衝撃的だったのは
ハイビジョンのビデオ画像よりも16mm(昔のTVドラマの映像ね)の方が
情報量が多いということ。
更にフィルムの質が良くなって最近ではビデオからフィルムに変わってきつつあるという話。
しかも、デジタルデータはハードディスクが壊れてしまえば跡形も残らないけどフィルムなら100年は持つし、100年前のフィルムだって今の映写機で見られるという…。
フィルム侮れず。
がんばれ!IMAGICA。
すごいよ、IMAGICA。
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で、試写で観た映画の内容は…
いやーそれを聞くのは野暮ってもんです(笑)。
大絶賛とはいえませんが、スタッフの真面目さが伝わってくる
後味のいい小品といったところですかね。