タイタニック2号建造へ=豪資産家が計画■オーストラリアの資産家クライブ・パーマー氏は30日、100年前に沈没した豪華客船タイタニックの仕様を踏襲する「タイタニック2号」の建造計画を発表した。2016年に英国からニューヨークまでの処女航海を予定しているという。■タイタニック2号は中国国営造船会社が建造を受注。船体の大きさは初代タイタニックと同じで、客室840室とデッキ9カ所を備える。■パーマー氏は「タイタニックと同様に豪華な上、21世紀の技術を結集した最先端の航行と安全システムを搭載する。100年後の今も感嘆される船を建造した当時の職人たちの魂を受け継ぎたい」と話している。 時事通信 4月30日(月)10時45分配信
1912年4月14日の深夜に氷山に接触し、翌日未明にかけて沈没した。今年、タイタニック沈没から丁度100年、犠牲者数は乗員乗客合わせて1,513人。当時不沈船といわれた技術の粋を集めた豪華気客船が沈没したのは、単に氷山にぶつかったからという単純な理由だけではない、と沈没後様々なエピソードとともに沈没原因についてまことしやかに語られ続けています。
そのひとつ、都市伝説的に語られるのが、「ミイラの呪い」説。現在大英博物館に所蔵されているエジプトミイラの石棺の蓋(人型様)がタイタニックに積まれていて、その呪いがタイタニックの乗組員に影響を及ぼしたという説。あくまでも都市伝説的に語られるだけで、実際は、この棺蓋は大英博物館を出たという記録はないそうですが。
ミイラの呪いはともかく、1500人以上の犠牲者を出した船を再建しようなどと、酔狂以外の何物でもない。タイタニックは墓標。再建を誰が喜ぶんだろう。しかも建造は中国の造船会社だって。あぁ、危険だ…。