年末年始休暇最終日は、弓友会の新年射会。新年射会では最初は普通に10本の行射をしますが、その後は余興で様々な的を射ます。
まずは、"出世的(しゅっせまと)"といって、だんだん小さな的を射抜く遊び。
尺二(一尺2寸=36cm)の的(これは普通の的で霞的(かすみまと)といいます)を射抜いたら、次は霞的の黒い部分とまわりの白い部分だけの"星的(ほしまと)"。星的は、八寸(=26cm)的と五寸(=16cm)的があります。最後に星の部分だけの大きさ(4寸=12cm)に金紙を貼った的(これは金的(=きんてき)といいます)を計10本の持ち矢で射ていきます。
私は、3本目で霞的を射ましたが、次の八寸の星的で5本使ってしまい、残り2本。この時点で5寸的にたどりついたのは、20人中4人。しかも前2人は既に10本使い切り、1人だけ2本残して的中。私は、1本外し、最後の1本で見事射抜きました。しかし矢はここで尽き、金的にはたどりつけず敗退orz。2本残った方も外し、出世的での金的はオープン戦に。
その後、金的だけでなく、扇的、15cm角の板的をランダムに並べ、全員で順番に的前に立ち行射をしました。
金的は欲しかったけど、まずは小手調べに扇を狙い、見事一射で的中。この勢いで金的を狙いますが、何度か枠を掠る程度で中りゃしない。気持ちを切り替えてもう一度扇を狙うと今度は扇の要に的中。扇は分解。。。さすがに午前中から30射以上しているので、体力も限界。握力が全然なくなってきてます。4時を回り、別の人(5寸的を2本残して射ぬいた方)が見事的中されて、今年の新年射会は終了しました。
扇、板的、金的は、射抜いた人が貰えます。
金的は欲しかったけど、自分としてはそこそこ満足のいく結果でした。
順調に行きそうで、でもちょっと足踏みしたりして、でも決めるときは決める。そんな1年になるとよいなぁ。
(奥が射ぬいた五寸的、手前にあるのが八寸的。黒い部分の大きさは一緒)