日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「映画道楽」 を読む。


 鈴木敏夫著・角川文庫。
 「DVDビデオぴあ」(休刊)→「weeklyぴあ」に連載、05年に単行本化されたものに加筆修正され文庫化。


 鈴木敏夫さんは、現在株式会社スタジオジブリ代表取締役にしてプロデューサー。
 小さい頃から両親の影響で映画に親しみ、単に映画を観るだけではなくて、ポスターのコピーや、カット割りにも興味を持った結果、今の時ぶりを支える名プロデューサーなったってことが良く判ります。
 
 確か宮崎駿は天才だと思う。でも天才はそれだけでは輝く事はない。しっかりと光を当て、もっとも輝くような場所と時間を作る。これがプロデューサーの手腕にかかってくる。
 
 
 この本では、鈴木プロデューサーのこれまで観てきた映画もたくさん紹介されている。映画の紹介本って色々ありますけど、どんな感想を持って観ているか、またどんな点に注目して観ているかは百者百様。昔は、「違うんじゃない?」って思う評論家の人もいましたが、最近はどんな感想も受け入れられるようになった。これも自分が歳を取ったってことなんですようね。

 ジブリ好き、映画好きな人は、面白く読めると思います。