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「ダンシング・ゼネレーション」

ダンシング・ゼネレーション 1 (集英社文庫(コミック版))ダンシング・ゼネレーション 2 (集英社文庫(コミック版))
 槇村さとる

 マーガレットコミックス(全4巻)は実家にあり、こちらには文庫版(全2巻)を持っています。手の届くところあって、たまに読んでいるのですが、久しぶりに「ダンシングゼネレーション」と続編の「NY☆バード」(文庫版全2巻・マーガレットコミックス(全3巻))を続けて読みました。


 1981年4月から別冊マーガレットで連載されていました。連載当時高校生で、少年誌では「地球へ…」「009(海底ピラミッド篇)」「火の鳥」を連載していたマンガ少年と別冊マーガレットは毎月買ってた雑誌でした。


 高校生の萩原愛子が友達の小沢まゆみの付添でニューヨークダンシングカンパニー(NYDC)のオーディション会場に行くところから物語は始まる。最初は端で見ていただけの愛子だったけど、審査員のプロダンサー神崎崇史に声をかけられオーディションに無理やり参加させられる。
 オーディションの合格者は"0"。但し最終選考に残ったメンバー10名に愛子を加えた11名に神崎が声を掛けプライベートダンスチームを作る。それは世界に通用するダンサーを育てる実験だった。結局残ったメンバーは7名。

 小沢まゆみ…アイドルのバックダンサーポップメイツに所属
 羽佐間 慎…ディスコダンスチームシャークスメンバー
 片桐 勲 …同リーダー
 椎名緋紗子…クラッシックバレエ10年
 藤枝…タップダンス
 米倉…体操
 それと愛子は、親の転勤で離れてしまったけど、クラッシックバレエ10年の経験者
 
 出身がそれぞれ違うダンサーがお互いに教え合うことでそれぞれのスキルが上がっていく。そしてダンスチームエキサイティングが結成。第1回公演を無事終え、1年間の海外研修が副賞のダンスフェスティバルに参加。紆余曲折あってエキサイティングのメンバーはついにNYDCの研修生としてニューヨークに。
 それからひと波乱ふた波乱あるわけですが、もう30年以上前の作品なのに今読んでも充分におもしろい。

 続編の「NY☆バード」は、愛子がパリ・オペラ座の1年間の留学から帰ってきたところから始まり、更にハードなダンスストーリーが展開していきます。


 私、当然ダンス全然出来ません。ちょっと憧れるけど、まぁリズム感のないことといったら…(^_^;)。人前で踊るなんてあり得ません。
 この物語って典型的なサクセスストーリーなんですけど、単に才能だけじゃなく、一緒に悩み苦しむ人や、引っ張ってくれる先生、先輩、そういう人がいて初めて才能を伸ばす事ができる。そういう人との出逢いがなかなか素敵でした。

あ、主人公の萩原愛子が勿論好きでしたが、2期生で一瞬だけ出てきたモダンダンス歴8年の庄村香代子ちゃん好きでした。次に出てきたのは辞めたという情報だけでしたがw
 ダンシング"ジェネレーション"じゃなくて"ゼネレーション"というところ、時代を感じますが、今でも好きな漫画です。



ダンシング・ゼネレーション 1 (集英社文庫(コミック版))

ダンシング・ゼネレーション 1 (集英社文庫(コミック版))

ダンシング・ゼネレーション 2 (集英社文庫(コミック版))

ダンシング・ゼネレーション 2 (集英社文庫(コミック版))